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トヨタ直噴エンジン

<木曜は車のおはなし>

 日経ビジネス(2005.5.30)からの引用ですが、ガソリンエンジンでの低燃費の技術はどんどん進化しているようです。

 トヨタは1996年末に直噴エンジンの第1世代を実用化しており、既に第3世代にまで進化させているようです。

 通常のガソリンエンジンでは、事前に空気とガソリンを混ぜて混合気を作り、それをシリンダーに吹き込みますが、この第3世代の特長は、シリンダー内に吹き込むガソリンの粒子の燃焼効率を高め、粒子の直径は従来よりも約25%小さい18マイクロメートル程度に抑え、燃料の吹き込み口につながる金具の口径を変えて圧力を10%引き上げて、燃料の粒子が勢いよく飛び出すようにしているようです。

 また同時に空気の吸入口の口径を広げ、空気の流路をより直線に近づけて、音速並の速度を達成するようにし、さらにより小さな力でピストンを動かすために、ピストンの重さを35%軽量化し、同クラスの従来の3リットルエンジンと比べ、最も条件が良い場合で熱効率を7%向上させたようです。

 この第3世代エンジンは「クラウン」や「マークX」などトヨタの代表的なセダンに採用されていて、レクサスIS(現車名アルテッツァ)ではこの第3世代の中でも特に馬力を向上させた3.5リットルの新エンジンを開発しているようです。

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<今日の独り言>
15ヶ月の息子は、ちょっと怖かったけど、滑り台を上から滑れるようになりました!でもまだまだですね・・・

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