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渋滞予測技術

<木曜は車のおはなし>

 ホンダでは、2005年5月から純正カーナビを使用しているユーザー向けに始めた「出発時刻アドバイザー」は、道路の込み具合を勘案してユーザーに出発時刻を推奨する世界初のサービスのようです。

 ユーザーが会費無料の「インターナビ・プレミアムクラブ」の会員となると、専用ホームページで到着予定時刻にあわせ、所要時間が最短となる経路と出発時刻を検索できるようです。

 さらに、ドライブの当日にその経路で15分以上所要時間が変わるような渋滞が起きた場合などには「早く出発するように」という注意喚起のメールを携帯電話で受け取れるようです。当然、その逆の場合もあるようです。

 それに対してトヨタでは、2005年4月から純正カーナビ専用の双方向情報通信システム「G-BOOK ALPHA」向けに渋滞予測サービスを始めたようです。

 トヨタは渋滞を予想する道路を、全国の高速道路と一部の自動車専用道路の200~300路線に限定し、それぞれの路線ごとに、およそ30分以内の短期予測とそれ以上に分け、複数の予測方法を組み合わせているようです。

 愛知万博の会場周辺の交通渋滞予測などに活用されているようです。

日経ビジネス(2006.8.8-15)から引用しました。

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