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覇王の夢(津本陽)

<金曜は本の紹介>

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 津本陽の名著「下天は夢か」から16年。津本陽が、「もうこれ以上の信長は書かない」と言っている2005年8月25日初版の新刊本です。

 この本では特に、以下のこと等について書かれています。信長や戦国時代が好きな方にはたまらない本だと思います。お勧めです!!

(1)約800人が乗り込む、約3mmの鉄の延べ板を張り巡らせて投げ焙烙や火船の攻撃を防ぎ、1貫目玉筒の大鉄砲を備えた鉄甲船の話や、その鉄甲船を用いて破った毛利勢との戦いや石山本願寺や雑賀衆との戦い

(2)織田信長は、毛利家を征伐したあと、島津家を征伐するか帰服させるまえに、海外遠征船団の第一次派遣を実行するつもりでいたこと。(はじめは、30艘ほどの軍船でフィリピンのルソン島のカガヤンに着き、情勢を詳しく探索したのち、マニラを急襲し、次第に兵力を増やしてゆき、明国のいくつかの港湾を占領するつもりだったこと。)

(3)本能寺の変で織田信長が明智光秀に討たれる際の明智光秀や信長の行動や、信長が朝廷の権威の1つで陰陽寮(おんみょうりょう)で陰陽頭(おんみょうのかみ)が暦を作っているのに対して、その京暦を尾張暦に合わせるよう命じていたこと等について

<目次>
序章   天下
第 1章 安土の城
第 2章 鉄甲船
第 3章 雑賀衆
第 4章 前人未到
第 5章 野望
第 6章 公儀
第 7章 弥四郎
第 8章 鬼のごとく
第 9章 伴天連
第10章 本能寺
終章

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<今日の独り言>
 免許更新に行ってきました。今年は笑顔で写真を撮ろうと思っていたのですが、緊張のあまり笑顔にはならず、口元もおかしくなって、自分にとっては史上最大の変な顔になってしまいました^_^;)

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