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「未公開株」悪徳商法の実態!

<土曜は株のおはなし>

 2005年から未公開株の売買をめぐるトラブルが急増しているようです。東京都消費者生活総合センターに寄せられた、都内における未公開株購入者の相談件数は275件(2005年12月時点)ですでに前年度の3倍に達しており、相談件数は月を追うごとに増加しているようです。

 被害者の多くは中高年のようで、60歳以上の相談事例が全体の約6割を占めているようです。

 未公開株の銘柄は様々ですが、リクルート、大塚製薬、日本出版販売(ニッパン)、などの誰もが知っているような企業や、インターネット関連企業が目立つようです。

 またこうした未公開株の売値はたいていの場合、1株50万円前後で、勧誘の多くは電話やファックス、ダイレクトメールのようです。

 悪徳業者の手口は大きく以下の2つに分けられるようです。

 (1)カネを振り込んでも、「株券は、いずれ行う予定の株式分割後に送付する」などの口実を使い、株券のコピーや預り証うしか送ってこないケース。購入者が返金を求めてもほとんど応じることはなく、業者が突然雲隠れすることも多いようです。

 (2)実際に流通している株券を使う。売値が法外に高かったり、もしくは上場の可能性がない会社の株券だったりするようです。例えば第三者割当増資時の株価が1株67,000円にも関わらず50~60万円など。

 なお、証券取引法上、未公開株売買の営業ができるのは、証券業登録を受けている証券会社や発行会社に限られ、日本証券業協会では未公開株の勧誘を禁止し、証券会社が勧誘できるのは、「グリーンシート」と呼ばれる未上場銘柄か、新規上場の際のブックビルディングに参加する銘柄に限られているようです。

 甘い話には十分ご注意ください。週間ダイヤモンド(2006.2.18)p14から引用しました。

 最近、大塚製薬グループの医薬品メーカー「アース製薬」(東京都千代田区)の未公開株を無登録業者が売買した事件が起きていますがこれですね。

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<今日の独り言>
 最近1週間ほど胃?の調子が悪くて美味しく食事を食べれませんでした。こんなことは生まれて初めてです。もうすっかり治ったのですが、改めて食事を美味しく食べられるすばらしさを感じました・・・

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