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ハイブリッド量産への布石(トヨタ GS450h)

<木曜は車のおはなし>

 トヨタ自動車のレクサスブランドの中で、「GS450h」の販売が好調のようで、2006年3月16日に発売されたGS450hの価格は680万円~770万円で、目標販売台数は月150台と少ないですが、発売後1ヶ月で1000台を受注し直近の2006年5月は200台と目標を上回るペースで売られているようです。

 GS450hは、エンジンと電気モーターを併用して走行するハイブリッド車で、世界で初めての後輪駆動でのハイブリッド車で、エンジンの出力は最高296馬力、モーターは最高200馬力で、発進から時速100kmまで加速するのに要する時間は、最短で5.6秒とスポーツカー並みで、現時点では、世界でもっとも高い動力性能を誇るハイブリッド車とのことです。

 そのGS450hでは、今後のハイブリッド車量産に向けての布石として、トヨタだけでは開発力や生産能力に限界があるため、グループの部品メーカーとの協力体制が以下の通り打たれているとのことです。日経ビジネス(2006.6.19)から引用しました。

(1)トランスミッション(アイシンAW):動力分割機構がエンジンの動力を走行用と発電用に分ける。発電機で生み出す電気で、バッテリーを充電するほか、モーターを動かし、2段変速機でトルクを高めて車軸を回転させる。

(2)パワーコントロールユニット(デンソー):ハイブリッドシステムの電気系統を制御する。従来の構成機器の中から、降圧用変圧器を切り離したほか、それぞれの効率を高めて大幅に小型化した。

(3)ニッケル水素バッテリー(パナソニックEVエナジー):セルを組み合わせて作り上げる288Vのバッテリーは、CPUを介して、発電機が生み出す電気で充電し、モーターを動かす電気を供給する。

(4)降圧用変圧器(デンソー):ワイパーなどを動かすために、バッテリーの電圧を降圧する機器。熱損失を半減させて水冷不要とし、パワーコントロールユニットからバッテリーユニットに移動させた。

(5)電池監視ユニット(デンソー):バッテリーの電圧・電流・温度を検出する機器。片面にのみ配置されていた電圧を検出する素子を両面に配置し、従来より約65%小型化した。

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<今日の独り言>
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