<土曜は株のおはなし>
上場企業の2006年9月中間決算は、連結経常利益が前年同期比15%増と好調だったようです。
以下の表は、前年同期比の2006年9月中間期連結経常増益率ランキングです。
金融・新興3市場を除く全国上場企業のうち2005年9月中間期の連結経常利益が50億円以上の起業が対象で決算期変更を除きます。*は米国会計基準です。
上位には、精密機器や電気機器、情報通信などが多く顔を出しています。
デジタルカメラの貢献が大きかったのが精密機器で、一位のオリンパスはデジカメの収益性が回復、映像部門の黒字転換が寄与したとのことです。19位のニコンも一眼レフデジカメの販売が好調だったようです。
電機では、海外でシステム事業が好調だった富士通が四位で、六位のセイコーエプソンはインクジェットプリンターの採算が改善したようです。
精密機器や電機などは、輸出も多く、為替相場の円安も増益要因となったようです。
また、情報通信は金融向けシステムが好調で、三位のCSKホールディングスは証券会社向けのシステム、五位のNTTデータは金融機関や官公庁向けシステムが伸びたようです。金融機関の再編が相次いだことが原因のようです。
二位の住友金属鉱山は、銅やニッケルなど非鉄金属相場の高騰で利益が膨らんだようです。
日経新聞(2006.12.13)から引用しました。株式投資の参考になればと思います。
順位 社名 増益率(%) 経常利益(百万円)
1 オリンパス 253.3 31,534
2 住友鉱 159.4 95,243
3 CSKHD 158.3 19,809
4 富士通 137.0 37,677
5 NTTデータ 136.9 36,298
6 エプソン 135.2 20,880
7 大日本住友 130.8 19,563
8 野村不HD 111.4 24,428
9 ミネベア 106.7 10,947
10 TBS 104.7 11,612
11 栗田工 99.7 10,916
12 東芝* 98.7 83,663
13 スクリン 97.8 14,120
14 アルフレッサ 94.6 12,628
15 メディ・パル 89.8 21,678
16 森精機 89.1 10,037
17 安川電 85.2 15,166
18 千代建 84.9 16,697
19 ニコン 84.8 37,077
20 イビデン 83.9 33,790
21 住友不 83.4 57,396
22 URBAN 81.5 12,500
23 ジェイテクト 74.8 32,186
24 川重 71.2 20,367
25 東ガス 71.1 55,598
26 中国電 68.8 57,721
27 日電硝 67.7 40,850
28 任天堂 66.6 94,676
29 住友販売 65.8 9,417
30 伊藤忠* 65.6 137,666
<今日の独り言>
2歳9ヶ月の息子が寝るときは、必ず絵本を読み聞かせるのですが、昨日はママの体調が悪くてどうしても読ませることができません。「体調が悪いのでごめんね」と話をすると理解してくれてすぐ寝てくれました^_^) しかも翌朝起きるとすぐに、「体調は?」と優しく気遣ってくれます。しかし、「体調はいいよ」と答えると、速攻で「絵本読んで!」と容赦ありませんでした^_^;)
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