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東京二十三区清掃工場(千歳)見学

<月曜はお勧めなおはなし>

東京二十三区清掃工場(千歳)見学へ行ってきました!

 東京二十三区清掃工場見学会は、個人でも団体でも申し込め、指定された土曜日に1時間30分ほど開催されます。
もちろん無料です。
我々家族は、千歳清掃工場(可燃)へ行ってきました!

 まず、最初に嘱託のおじさんによる簡単な説明があり、次にビデオを2つ見て、そして工場内の見学、最後に質疑応答で全部で1時間30分でした。パンフレット3部と、子どもがいる家族には子供用のパンフレットを1部もらえます。

 千歳清掃工場(可燃)は、平成8年に完成し、1日に可燃ゴミを1炉で600トン処理できるとのことです。我が国最大規模とのことです。それまでの工場は1日に300トン処理できるものが2つあり従業員が約100人必要でしたが、現在の工場はかなり自動化され約50人で済むとのことです。

 また、焼却による余熱を利用して発電して敷地内の電力に使用し、また売電により年間約2億円の売上があるとのことです。また千歳温水プールへ高温水を供給しています。

 それから、家庭用のゴミは無料で引き取りますが、コンビニ等事業用のゴミは、有料で引き取るとのことです。

 それから、気になるダイオキシン汚染ですが、1000℃の高熱で燃やしていることから、法規制値より約100万分の1低い値とのことで、ちょっと安心しました。

 それから、工場は年に10ヶ月稼働して、残りの2ヶ月は点検や修理となるようです。高温で処理するので傷みやすいと思います。その間は近隣の清掃工場へゴミを運んで処理するとのことです。

 工場見学では、まず清掃車が集めたゴミを入れる巨大なバンカをガラス越しに見ます。この巨大さにはとても驚きます!!
映画の1シーンを観ているような感じです!

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↑巨大なバンカ!

また巨大なゴミクレーンでゴミを掴んで、ゴミホッパへ入れますが、その一つかみが約6トンとのことです。軽いゴミが6トンですからかなりの量です!

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↑一つかみ6トン!

それから、ゴミは傾斜のある焼却炉で3段階に分かれて燃やされます。まずはゴミを乾燥させ、次で主に燃やし、最後に総まとめとのことです。その様子は中央制御室で監視され、ベルトコンベヤーのようにゴミを動かし、焼却を操作することができるとのことでした。

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↑中央制御室

ゴミは、この焼却で1/10の灰となり、更に別の工場で溶融処理をすることによって、最終的には1/20のゴミになるとのことでした。そのゴミは東京湾にある中央防波堤外側埋立処分場で埋め立てられるとのことです。

 この工場見学は、莫大なゴミの量を目の当たりして、ゴミをできるだけなくそうという動機付けとなりますし、なかなか細かい質問にも懇切丁寧に答えてくれますし、良い工場見学と思います。個人でも参加できますし、とてもお勧めです!

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<今日の独り言> 
 東京の広尾・麻布を歩いていると、場所によっては桜が満開なのには驚きました・・・^_^;)。もう春ですね!!

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