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学力の根本「好奇心」は家庭の雰囲気で決まる

<日曜は出産・育児のおはなし>

 勉強というと、1人部屋にこもってウンウンやるようなイメージがあるかもしれませんが、このスタイルが有効なのは、試験直前に勝負を賭けるときだけで、そこに至るまでの長い過程においては、勉強の場はむしろリビングやダイニングの方が適しているようです。

 家庭での家族との関わりの中で子供は好奇心の根っこを伸ばし、根っこに栄養分を与えるのは親との体験の中から得た知識とのことです。

 たとえば、下校途中にきれいな夕日に感動した子供が、家に帰ってお父さんにそのことを話したら、お父さんが図鑑を開いて太陽について詳しく説明してくれたとします。

 このときのお父さんとの会話や一緒に図鑑をめくった体験こそが、子供の好奇心を育てる栄養分となるようです。

 何年か後の理科の授業で、太陽について学んだとき、子供は興味を持って熱心に取り組み、そこで知ったことは使える知識として子供の心に残ることでしょう。

 このような知識のタネというべきものを子供の周りに散りばめておき、親子で一緒に調べたり考えたりすることで、子供の知的好奇心を育むことができるようです。

 たとえば、テレビの横に地球儀を置くか世界地図を貼っておき、ニュースで知らない地名が出てきたら、一緒に場所を確認します。

 辞書はすべての部屋に置いておくとよいようです。疑問が解決するまでの時間が短ければ短いほど、子供の知的好奇心はどんどん次に向かうようです。

 親子で話をしながら近所を散歩したり、親戚の物知りおじさん、おばさんが訪ねてきて、刺激的な話を子供にしてくれるような機会をつくる・・・要は家庭内で知的な会話がなされる状態をつくることが大切なようで、これは親の心がけ次第のようです。

 それから、自分の仕事については、子どもにたっぷり語ってやるべきのようです。その後の学習意欲に大きな影響を与えるようです。

 一般的に、雰囲気が明るく、室内は整理整頓され、家族の時間を大切にしているような家庭の子は、学習意欲が高いとのことです。そう目指したいと思います。

週刊ダイヤモンド(2007.2.17)p75から引用しました。

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<今日の独り言>
 2歳11ヶ月の息子は、女の子の友だちばかりいるせいか「一緒に食べましょ!」とか女言葉になってしまってます・・・^_^;)ちょっとヤバイかもしれませんね・・・

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