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30万円の激安車を世界に

<木曜は車のおはなし>

 激安車を作るのは、中国やインドなどの新興メーカーに限らず、ルノー・日産のゴーン社長も「30万円カー」の開発に向けて疾走するようです。

 仏ルノー・日産自動車CEO(最高経営責任者)のカルロス・ゴーン氏は、2007年4月4日のインド工場開設式典で、このインドで合弁生産するアジア向けの3000ドルのクルマが次のステップとなるが業界の次の課題は2500ドル(約30万円)で売れるような次世代のクルマと語ったようです。

 また、「今のグローバルな自動車メーカーの弱点は、基本的なニーズを格安の値段で満たす車種を提供できないことで、こうした技能を持つ人はインドと中国にいる」とゴーン氏は言い切ったようです。

 2500ドルという価格は今市販されている最も安い小型車より約40%安い値段ですが、2003年に2500ドルの格安車を作ると発表したインドのタタ・モーターズが、2008年に発売にこぎ着けることが刺激となったようです。

 タタのクルマは33馬力のエンジンを積み、最大時速80マイル(約130km/h)出せ、試作車を見たことがある一握りの業界関係者によると、デザインも悪くないようです。

 タタグループのラタン・タタ会長によると、カギを握るのは低賃金のインド人エンジニアの存在と、コストを極限まで削る彼らのスキル、長年低所得者層にモノを売る中で磨き上げられた能力とのことで、「座席、素材、部品など全面的にコストを削らなくてはいけない」と言っているようです。

しかし、30万円というのは安いですね。これから、30万円の格安車の登場により、世界中で自動車の普及率が急激に高まるのかもしれません。

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<今日の独り言>
 液晶テレビは最近結構安くなってきてるんですね。ヤマダ電機で、地デジ付きのシャープ製の32インチで15万円ほどでした。ただ長年愛用している16インチブラウン管テレビが健在なので、買うのはまだ先となりそうです^_^;)

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