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メルセデスベンツ Cクラス 新型発表

<木曜は車のおはなし>

 ダイムラークライスラー日本は2007年6月22日、主力コンパクトサルーン、メルセデスベンツ『Cクラス』の新型を発表、同日販売を開始しました。

 新型『Cクラス』のエンジンは、2.0リットル直4・DOHCスーパーチャージャー(184ps/25.5kgm)、2.5リットルV6・ DOHC(204ps/25.5kgm)、3.0リットルV6・ DOHC(231ps/30.6kgm)の3機種で、燃料はすべてガソリンとのことです。

 エクステリアは、2種類のフロントマスクがあります。ひとつは従来のCクラスのイメージを踏襲し、Sクラスのフロントマスクに似た「エレガンス」、そしてもうひとつは大型のエンブレムをグリル中央に配置した「アバンギャルド」です。

 アバンギャルドのフロントマスクは、メルセデスのスポーツモデルAMGを思わせるアグレッシブなデザインに仕上げられており、比較的若い年代の人なら迷わずアバンギャルドを選ぶでしょう。実際に私も実車を見ましたが、アバンギャルドが格好いいですね。お店の人によるとやはりアバンギャルドの方が売れているとのことです。アバンギャルドは内装もスポーティに仕上げられているとのことです。

 インテリアは、大幅に質感が上がったようです。まずダッシュボード表面層は、柔らかなポリウレタンとなり、見た目と同時に触感も向上したようです。

 インテリアカラーは、ブラックと共に、ブラックとライトグレイ、ミディアムベージュとライトベージュの2トーンも用意されます。2トーンインテリアは、フロントウィンドウへの写りこみを防止すると共に、室内を明るく開放的にします。

 センターパネルのスイッチ類は、面一になり見た目の質感も向上し、ナビ画面はダッシュボード最上段で、使わない時にはリッド内に収納される大型の7インチで、操作はメルセデス上級車同様の「COMAND」コントローラーが採用されています。

 センターコンソールのウッドパネルは、「アバンギャルド」がブラックバードアイメープルウッド、「エレガンス」がウォールナットウッドの本木目を採用しています。

 シートもシートウィングの発泡材を硬めに、内側表面を柔らかめにする2ゾーン・シートパッドを採用し、先代より発泡材を5%厚くし、座り心地、快適性も向上させているとのことです。

 また、新型メルセデスベンツ『Cクラス』には、クルマの操縦安定性を電子制御で行うESPが標準装備されているとのことです。

 現在、日本におけるESPの新車への装着率は10%台とまだ低い状況のなか、メルセデス・ベンツは上は高級車のSクラスからコンパクトカーのAクラスまで、全車にESPを標準装着していることをウリにしていて、Cクラスもそのトレンドにのなかにあるとのことです。

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