ヘッダーメッセージ

カタログ燃費表示が10・15モードから「JC08モード」へ変更

<木曜は車のおはなし>

 車のカタログの燃費表示が変更されつつあるようです。というのは、国土交通省と経済産業省が省エネ法に関する省令・告示を改正し、現在の10・15モードに代わる新しい排ガス・燃費モード「JC08」を2007年7月から導入したためです。

これに合わせて、自動車メーカーは、商品カタログにこのJC08モード値を記入することが義務づけられたようです。

 このJC08モードは、「東京や大阪など、大都市圏でのクルマの実行走行パターンを調査してモード化したもの」ということです。

 画期的な点としては、日本の燃費モードとして初めて「コールドスタート」が入ったとのことです。過去のモードは、エンジンが温まった状態での試験でしたが、JC08は、エンジンが冷えた状態でのコールドスタート試験としてJC08(コールド)を実施します。これにエンジンが温まった状態でのJC08H(ホット)試験を組み合わせて公表数値となるようです。

 それから重量区分が細分化されたようです。

 これらにより、欧米基準よりも甘い傾向にあった日本の燃費計算方法が、ほぼ欧米と同水準になるようです。

 また、JC08モード燃費数値は、継続生産車の場合、従来の10・15モードよりも1割ほど悪化すると予測されています。

CAR and DRIVER(2007.8.26)p40から引用しました。

燃費表示は時代とともに変わっていくんですね・・・。昔は10モードでしたね・・・

クルマのお話まとめ(2006年)
自動車保険を安くした体験談!
車検を安くした体験談!
車を高く売るには!
車を安く買った体験談!

<今日の独り言>
 3歳7ヶ月の電車オタクの息子は、新幹線や東海道線などの2階建て電車に乗りたいとのことです。でも,そういう電車って料金が高いんだよなぁ^_^;)まだ先の話になりそうです。

関連記事

  1. ハイブリッド量産への布石(トヨタ GS450h)

  2. 首都高が1日乗り放題ホリデーパスを販売(抽選1000名)

  3. インドの自動車市場

  4. 2006年度の国内新車販売台数

  5. ルノー、日産自動車、インドのバジャージ・オートの3社が低価格車開発へ

  6. ETC割引サービス

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。