<木曜は車のおはなし>
イタリアでは2008年7月から、新道路交通法が施行されるようです。
その中で最大の関心事は、初心者が運転できる自動車の制限で、改正法によると、車重1トンあたりのエンジン出力が50kW以上のモデルは、免許を取得してから1年間は運転することができないとのことです。
車重量に対してスピードがでる車は初心者運転禁止というものです。
この新法を適用すると、具体的にはイタリアで発売されている新型フィアット500やMINIは全車種が初心者運転禁止となるようです。
しかし車量を「分母」にするため、車重が重く出力はそこそこの日産『パトロール』3.0リットル5ドア仕様など、一部の4輪駆動車はOKという“矛盾”も判明しているようです。
また、エアバッグもABSもなく、シートベルトも標準でなかった元祖フィアット500が、初心者運転可になるという矛盾もあるようです。元祖はエンジン出力が低いですからね。
さらに同一車種でも仕様によって初心者運転可・不可が分かれるモデルもあり、実際の取り締まりがどこまで確実に行なわれるかという疑問も残るようです。
今回の法改正は若年ドライバーの死亡事故多発を受け、2007年夏にイタリア議会で可決・成立したものです。
当初下院は60kWを提案しましたが、最終的には上院が主張したより厳しい50kWとなったようです。
なお、この法律は成立時の運輸大臣アレッサンドロ・ビアンキ氏にちなんで、「ビアンキ法」と呼ばれているようです。
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<今日の独り言>
とある吹奏楽団の演奏会へ行ってきたのですが、指揮者が指揮棒を飛ばしてしまったのには笑ってしまいました^_^;)そんなこともあるんですね・・・。フルートの人が演奏を止めて拾ってくれました・・・^_^;)
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