<月曜はお勧めなおはなし>
以前このブログで紹介した山手線ぐるり おみやげ散歩(伊藤美樹)という本にも紹介されている「十三や(じゅうさんや)」でつげ櫛(くし)を買いました!
「十三や」は、東京の上野の不忍池(しのばずのいけ)そばにあります。
「十三や」は、1736年(元文元年)に初代「清八」が、当地にくしの店を開業して以来、手作りのつげ櫛を商っているとのことです。
屋号の「十三」の由来は「九(く)」と「四(し)」を加えると十三になることから名づけられたようです。
材料の「黄楊(つげ)」は、鹿児島産の薩摩つげを使用し、これを乾燥して、一枚、一枚ていねいに手作りをしています。
この国産のつげは、丈夫で静電気を起こさず、髪の毛の通りもよく、地肌の当たりも柔らかで、使い込む程に艶がでて、使いやすくなるようです。
手入れ方法としては、乾いた布に油をしみこませて櫛を拭けば良いとのことです。
この時、ビニール袋の中で櫛を拭くと、油が回りに飛ばずにきれいに手入れができるようです。
油としては、このお店でも売っている椿油が一般的なようです。お相撲さんも髪の毛に使っている香りですね。
無香料の椿油もありますし、植物油のオリーブオイルやサラダ油を使ってもよいとのことです。
二週間に一度ほど、油で拭けば、あめ色となり、つげ独特の生きた味が出てくるようです。
また歯の間にたまった汚れは、古い歯ブラシに植物油をつけて、歯にそって軽くこすると落ちるとのことです。
このつげ櫛は、20年以上使うことができるようです。親子三代使っている家族もあるとのことです。
一生使えるのは良いですね。
それから、櫛は古代より神のよりつきたもう神聖なものであり、櫛には悪魔災厄を呪圧する力があるとされているので、厄除けのプレゼントとしても良いようです。
これをプレゼントされた女性は、浮気できないと思います^_^;)
店に入ると、左手前が笑みの絶えない店主の作業場で、そこから、優しく丁寧に色々と教えてくれます。
左奥がその店主の息子さんの作業場のようです。店主がいないときは、その息子さんも優しく教えてくれました。
実際に、髪の毛の質を見て、櫛の歯の間隔を決めてくれるのはうれしいですね。
髪の毛を見ただけで、髪質を当て、最適な櫛を選んでくれるとは、さすがプロだと思いました。
結局、以下の写真のつげ櫛(15,000円)と耳かき(1,470円)を購入しました。
櫛は比較的大きなもので、自分に合ったものを選ばせました。
重さといい質感といいちょうど良いようです。
しかしながら、製作に約1ヶ月かかるとのことで、首を長くして待ちました。
耳かきは、大1470円(家用)と小1050円(携帯用)がありますが、家用の大1470円を買います。
好みによって、いつでもかく部分を無料で削ってくれるのはうれしいサービスです。
耳かきは、気持ちよく垢が取れて気持ちよいです!
それから一ヶ月経って、完成したとの電話連絡があり、さっそく受け取りに行きました。
そしてすぐに櫛を使ってもらいますが、特に髪の毛の根元がきれいになるのには驚きました!
椿油のせいもあるかと思いますが、髪の毛がかなり美しく見えます。
また、毛先も、プラスチックのものとは違って柔らかく通り、とても良いようです。
静電気が起こらないのも良いようです。
大絶賛で、とても大喜びなのは、嬉しかったですね。
プレゼントしてこんなに喜んでくれるのは、とても嬉しいです。
椿油720円も後で買いました。
さっそく、姪にも買ってやれということとなり、もう一つ購入しました。
まだ小学生なので、櫛の歯と歯の間は、開いているほうが良いとのことで、それを選びます。
また、櫛の入れ物も700円程で売っていて、花柄のきれいなものを選びました。
以下の写真のように色んな入れ物があって、選ぶのに苦労しましたね^_^;)
ぜひ一生使ってくれればと思います。
一生髪を大切に扱うものとして「十三や」のつげ櫛はとてもオススメです!
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