<月曜はお勧めなおはなし>
以前このブログで紹介した「山手線ぐるり おみやげ散歩」という本に掲載されていた「国際子ども図書館」へ行ってみました!
「国際子ども図書館」は、内外の児童書とその関連資料に関する図書館サービスを国際的な連携の下に行う国立の児童書専門図書館です。
「子どもの本は世界をつなぎ、未来を拓く!」という活動の理念に基づき、「国立の児童書専門図書館」、「子どもと本のふれあいの場」、「子どもの本のミュージアム」という3つの基本的な役割として活動を行っているようです。
場所は、東京の上野公園の北側で、東京芸術大学と国立博物館の間にあります。
まず驚いたのは、その建物の立派さですね。
まだ右側は工事中ですが、かなりの大きさと美しさです!
あまりの大きさに、カメラのファインダーに収まりません・・・。
以前このブログで本を紹介したことがありますが、その建築家・安藤忠雄氏によって改築されたようです。
さすがですね。
利用案内は以下の通りです。
入館無料です!
開館時間:9:30~17:00
休館日 :月曜日、国民の祝日・休日、年末年始、第3水曜日
1階には主に「子どものへや」「世界を知るへや」があり、3階には「メディアふれあいコーナー」「本のミュージアム」があります。
国際子ども図書館という名称ですが、もちろん大人も利用することができます^_^)
国際子ども図書館は、1906年(明治39年)に旧帝国図書館として建てられたものを保存・利用しながら再生し、2000年5月5日から部分開館し、2002年5月に全面開館したようです。
それとは別に2015年度の竣工を目指して敷地内に新館も建設されていましたね。
1階の「子どものへや」にはたくさんの子ども向けの書物が、大きな円形の書棚にたくさん置かれていました。
部屋は新しくとてもきれいでしたね。
部屋の中心には大きな円形の机とイスがあり、そこに自由に座って本を読むことができます。
思わず自分も、子ども向けのアポロ宇宙船の月旅行の本を読んでしまいましたね。
その隣の部屋は「世界を知るへや」となります。
そこには世界の地理・歴史・民俗等に関する本がたくさんあり、国際理解を深めるためにあるようです。
自分は世界遺産を紹介した図鑑を思わず読んでしまいましたね^_^)
それから1階には乳幼児ケアコーナーやカフェテリアもあり、カフェテリアでは200円でおいしい紅茶を頂きました。
また1階には「おはなしのへや」があり、土曜日曜には読み聞かせなどが開催されているようです。
そして3階には「メディアふれあいコーナー」があり、DVD等をヘッドフォンを使って楽しめるようでした。
国際子ども図書館が制作した「絵本ギャラリー」も利用できます。
また同じ3階には「本のミュージアム」があり、「日本の子どもの文学-国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み」が開催されていました。
明治から現代までの各時代を彩った様々な日本の子どもの本を展示したものです。
以下の5章で構成されていて、どれも時代背景を踏まえて興味深く見れたのは良かったですね。
・第1章 「赤い鳥」創刊から戦前まで-「童話」の時代
・第2章 戦後から1970年代まで-「現代児童文学」の出発
・第3章 1980年代から1999年まで-児童文学の現在
・第4章 現代の絵本-戦後から1999年まで
・第5章 子どもの文学のはじまり
なお、2階は資料室となっていて、所蔵資料の大半はここで保存されているようです。
この2階の資料を閲覧する場合には、カウンター職員に相談する必要があります。
国際子ども図書館は、子ども向けの本や映像、ミュージアム等をきれいな建物で無料で子どもと楽しめ、とてもオススメです!
<今日の独り言>
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