<月曜はお勧めなおはなし>
群馬県のみなかみ町の温泉へ寄る機会があり、みなかみ町の観光ホームページを見ていると、利根川でラフティングも楽しめるということが分かりました。
ラフティングとはゴムボートに8人ほどで乗り、各自オールを持って転覆しないように漕ぎ、川の激流下りを楽しむものです。
一度はラフティングを家族で楽しみたいと思っていたので、さっそく予約です!
その観光ホームページからは、28社のラフティング提供会社一覧を見ることができ、そこから各社のホームページにリンクされていて、それぞれ調べてみました。
ラフティングは少々危険なので、小学生は基本的に夏だけ参加できるようです。
春は雪解け水で水量が多いのですが、夏は水量が少なく安全性が増すためのようです。
そんな中で、ウィズ・スポーツでは、水量が基準値以下でかつ流れが穏やかな中流であれば5月に小学生高学年であれば参加できるとのことなので、朝の9時から半日コースで予約しました。
また、持ってくるものも「水着」と「タオル」だけでよく、他の装備はすべて貸してくれるとのことで、とても楽で良かったですね。
しかも「水着」はなくてもよく、下着でも良いようでした。
このウィズ・スポーツは女性社長が経営で、女性の視点で丁寧なサービスを考慮していると考えられ、少し安心です。
また、通常どこの会社も半日8000円の料金ですが、大人6000円、子供5000円というお値段も魅力的でしたね。
そして、当日ですが実は急遽予定が変わり1日早くなったのですが、当日予約の13:30から参加でOKでした。
たまたま高速道路渋滞で参加できないグループがあったようで、そのため参加できたのかもしれません。
カーナビでウィズ・スポーツを設定して行きましたが、国道から川方面へ曲がる道が1本ズレていたので注意が必要です。
ウィズ・スポーツ案内の看板が国道沿いにあるので、それを見ながら曲がったほうが良いですね。
ウィズ・スポーツに到着すると、白い犬が2匹しっぽを振って歓迎してくれました!
またお店の方から明るく元気よくあいさつを受けます。
またウェットスーツなどが洗濯されていました。
さっそく室内に入り、注意事項や承諾事項が書かれた紙を渡され、それらに住所や氏名などを記入し、お金を支払います。
女性社長は、「子供は軽いし上下に動くからボートからは落ちないんだよね!子供を心配する親の方が子供ばっかり心配していて自分が落ちちゃうんだよね。ガハハ」と笑っていました^_^;)
明るい空気が流れています^_^)
そして男女に分かれて更衣室に入り、まず持参の水着を着て、そして渡された体にフィットしたウェットスーツ上下を装着します。
まず、足から入れて肩まで通し、ふくらはぎ部分のチャックを締めます。
そして上着部分を装着しました。
それからゴム靴下を装着して、ゴム靴を装着し、そして救命胴衣にヘルメットを装着して完成です。
なかなか格好良い姿です。
またメガネが落ちないように、メガネにゴムを通してくれます。
子供用もきちんとしたウェットスーツで安心でしたね。
そしてバンに乗って出発します。
案内係は「トモさん」という方で、恐そうなサングラスをかけたお兄さんでしたが、車のなかで簡単に優しくジョークを交えながら楽しく全体的な説明をしてくれます。
あとでサングラスを外してくれますが、小っちゃなお目目でかわいい方でしたね^_^;)
運転手さんは、カメラマンを兼任していました。
そして現地に到着すると、乗り込むゴムボートが準備されていました。
もう一組は大学生らしき男女8人のメンバーで、午前中もラフティングを楽しんだようで落ち着いていましたね。
我々の組は我々親子3人+トモさんの4人のチームでした。
そして、トモさんから優しく細かく説明を受けます。
まず、トモさんと全員で熱く始まりの握手をします^_^)
この握手は良かったですね。
それからボートから落ちたときの対処方法について学びます。
ボートから落ちた時の対処は以下の3種類があるとのことでした。
(1)ボート横のロープをつかんでいた場合
すぐに引き上げるので大丈夫。但しオールは片手で握っておくこと。
(2)オールを持っていて、ボートに届いた場合
オールを引っ張り、引き上げるので大丈夫。
(3)ボートから離れてしまった場合
ロープを投げるので、それにつかまること。ロープを引っ張り、引き上げるので大丈夫。なおロープをつかんだ場合は、救命胴衣で浮くので仰向けになり、波に合わせて浮いた時に呼吸をすること。
さっそくボートに引き上げるシュミレーションで自分が引き上げられますが、トモさんは力持ちで、力強く引き上げてくれました^_^)
それからボートから離されて、投げられたロープをつかめなかった場合は、オールを縦におなかのところで抱え込み、仰向けになって、下流方向に足を向けて流されるまま流された方がよいようです。
下流方向に頭を向けると、ヘルメットをしているとはいえ岩に頭が当たって危険です。
またボートが転覆してその中に入った時は、上のほうは空気があるのでそこで波に合わせて空気を吸って息を整え、ボート横のロープをつかんで脱出すれば良いとのことでした。
そしてオールの握り方を教わります。片手はオールの先を握り、矢沢永吉のようなマイクの握りではダメとのことでした。
それでは他の人にオールの先端が当たった時に危険なためです。
そしてそのオールを使って「前こぎ」、「後ろこぎ」の練習をします。
ひじを伸ばして、深く水に入れてこぎます。
「いち」「に」「いち」「に」と声を合わせてこぎます。
なお結果的には「後ろこぎ」は一度もありませんでしたね。
それから「つかまって」と言われると片手でボート横のロープを握り、そしてオールの先を持った片手をボート中心に付けることを何度も練習します。
この「つかまって」は激流の時に何度もありましたね。
そして「入って」と言われるとボートの中に腰を移動して入る練習をします。
何度か「つかまって」と「入って」の練習をしました。
実際ラフティングが始まると、「前こぎ」号令がほとんどでしたね。
「前こぎ」といっても、5回ほどこぐとストップでした。
そして激流の時に結構「つかまって」があり、2回ほど「入って」がありましたね。
練習が終わり、ようやく出発です。
出発の前に写真撮影がありますが、カメラの調子が悪く何度か撮り直します。
大丈夫かな?と思いましたが結果的には大丈夫でした。
そして出発すると、隣のチームの船頭さんからオールで水をかけられたりします。
雪解け水なので、ちょっと冷たいですが、天気が良かったので気持ち良かったですね。
そしてさっそく激流が近づき「前こぎ」を5度ほどして勢いをつけたり、岩場を避けたりします。
激流は水面が白くなっています。
激流に近づくと、岩場なので水面が50cmほど上下していて驚きましたね。
激流では「つかまって」と言われるので、急いでロープを握り、もう一方の片手はボート中心に付けます。
結構ボートが上下に揺れて、水がかかったりしますが、想像以上に楽しいです!
遊園地の乗り物とは違って、生の体験は迫力が違いますね。
子供も大喜びでとても楽しめました!
家族で「楽しい!楽しい!」を連発していました。
意外と大きな激流でも大丈夫なんですね。
また波に合わせて自然と体重移動できるようになっていました。
とはいえ、トモさんが随所で巧みな先導をしていて、さすがプロだと思いましたね。
ラフティングは、随時激流というわけではなく、穏やかな所も随所にあり、そこでは楽にしたり、写真撮影の箇所では手を振ったり、ボートに寝っころがったりしました。
コースの半分ぐらいのところでは、水量が少ないせいか一度ボートを下りて、船頭さんがボートを運び、また乗りましたね。
最後はダムのところではディズニーランドのスプラッシュマウンテンのように、急な坂道を「ガガガッ」と降りるところがあり、少しびびりましたね。(上記の写真の左側ですね)
しかし意外と大したことはなく、楽しく降りられ、そしてその写真撮影もありました。
以上でラフティングは終わり、トモさんと無事を祝ってみんなで固い握手を交わしました!
それから車の上にボートを乗せ、そしてお店まで車で戻ります。
約2時間で約10km利根川を流れたようです。
帰りの車の中でいろいろトモさんに聞きました。
トモさんによると、上流の方が激しくそこは小学生は無理なようです。
また、ダム放流が始まったので水深がもう少し深いと小学生はダメだったようで、ラッキーでした。
それからラフティングは中止になることはほとんどないようです。
台風か雷雨の時は中止になるようですが、雷雨の時は少し時間を待って開始するようでした。
また、ウィズ・スポーツではそのほかカヌーやバンジージャンプ、パラグライダーのほか、夏場にはシャワークライミングという川の滑り台を楽しむことができるようです。
バーベキューのオプションは1500円とのことです。
そのほか、みなかみ町ではマウンテンバイクを楽しむこともできるようです。
お店に到着すると、ウェットスーツを更衣室で脱いで着替えます。
ウェットスーツ等はすぐに洗濯機で洗濯されていましたね。
そして撮影された写真をテレビ画面や印刷されたものを見ながら選びます。
1枚500円とのことで、結局3枚購入しましたね。
1週間後ぐらいに郵送されるとのことでした。
郵送費は200円でしたね。
良い思い出になりました。
みなかみ町の利根川でのラフティングは想像以上に激流を家族で楽しめ、ウィズ・スポーツのみなさんは優しく明るく、とてもオススメです!
<今日の独り言>
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