<月曜はお勧めなおはなし>
以前このブログで紹介した「子どもとおでかけ タダで楽しむ千葉パーフェクトガイド」を参考にして、浦安市郷土博物館へ行って来ました!
場所は、浦安市役所や浦安市立中央図書館のすぐ近くにあり、駐車場は無料で、郷土博物館の入場も無料です。
館内に入ると、ゆるキャラの「あっさり君」が迎えてくれます。
平成14年に市民の公募により誕生し、べか舟・ねじりはちまきと漁師町だった浦安の伝統的なスタイルに、名産のあさりを組み合わせた浦安らしさを感じるかわいらしいキャラクターです。
そして、その横に案内図があります。
順路としては、一旦地下に階段で降りて屋外にある昭和27年頃の浦安を再現した「浦安のまち」を見て、それから建物地下1Fの船の展示室で投網船や船の製造場を見学し、1Fのテーマ展示室、2Fの企画展示室を見学することとなります。
さっそく、昭和27年頃の浦安を再現した「浦安のまち」に行きます。
そこには、大正15年建築のたばこ屋や明治後期頃建築の漁師の家、江戸時代末期建築の三軒長屋などが移築されて町並みが作られていて、そこの横には川があってベカ舟があり、当時の様子を再現しています。
これは圧巻でした!
特に、タバコ屋があるのですがそこには当時の「朝日」や「光」、「新生」が30円ほどで売られている様子が再現されていて驚きました。
そして、天ぷら屋もあり、それは堀江フラワー通りにあった天ぷら屋「天鉄」を再現したものとのことです。作家山本周五郎が浦安をモデルに書いた小説「青べか物語」の中では主人公がよく行く店と登場したようで、この店の中ではその紹介がありました。
それから、三軒長屋では駄菓子屋があり、本当におばあちゃんが駄菓子を売っているのには驚きました、というか笑ってしまいましたね^_^)
懐かしいお菓子もたくさんあります。
それから夏休み期間中は水鉄砲遊びもできたようです。
そして「べか舟」にも乗ることができます。
そのほか、この「浦安のまち」では昔遊びとしてベーゴマやおはじき、剣玉などで遊ぶことができましたし、部屋の中に入ることもできました。
昔の家の匂いを思い出しましたね。
畳の匂いも懐かしく、つい気持ちよく寝転がってしまいました^_^;)
そして、隣が船の展示室となっていて、投網船にも乗れました。
船の中は結構広くて座布団が敷かれていましたね。
また、船の製造場では作業が行われていました。
それから、1Fのテーマ展示室へ行きます。
まず、干潟のジオラマが美しくて驚きました!
水平線が空につながっています。
そして、大きな水槽があり、ボラなどがたくさん泳いでいました。
底の方には可愛い生き物もいましたね。
浦安は、当時はアサリやハマグリの稚貝の供給地として有名だったようです。
稚貝は東京内湾各地に養貝用の種貝として出荷され、成長した貝は問屋を通じて再び浦安へ集まっていたようです。
こうした貝は加工業者によってむき身にされたり、殻つきのまま東京の市場へ運ばれたり、行商人によって、各家庭へ売られていたようです。
それから、浦安といえば、東京ディズニーリゾートですが、その干拓の様子も分かって面白かったですね。
当時は干潟が広がっていて、そこを埋め立てたようです。
昭和50年頃に埋め立てが完了し、昭和56年には東京ディズニーランドは工事中のようですね。
昭和63年には完成しているようで、京葉線の舞浜駅も開設されています。
平成15年には東京ディズニーシーも完成していますね。
それから、地下鉄東西線が昭和44年3月に西船橋駅まで延伸され、浦安から都心まで15分となり、交通不便が解消されたようです。当時の運賃が浦安~大手町で50円というのは安いですね~!
それから、2Fの企画展示室では人口の移り変わりや、江戸時代の安政の大地震や関東大震災の記事などが興味深かったですね。
浦安は人口はずっと増え続けているし、安政の大地震や関東大震災では当時も液状化現象が起きていたようです。
浦安市郷土博物館は、入場料無料の割には施設がとても充実していて、昭和27年頃の町並みや、浦安の歴史を楽しく分かりやすく学ぶことができ、とても勉強になりました。
とてもオススメです!!
<今日の独り言>
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