平成27年3月6日~5月10日に国立公文書館で開催されている「JFK-その生涯と遺産」展へ行ってきました!
↑国立公文書館
↑「JFK-その生涯と遺産」展の案内
入場無料です。
JFKとはジョン・F・ケネディのことで、1961年1月に43歳という若さで第35代アメリカ合衆国大統領に就任し、その2年10ヵ月後の11月22日にテキサス州ダラスを遊説中に暗殺されたことで有名ですね。
人気が高かった大統領ですが、その長女キャロライン・ケネディは現在駐日米国大使に就任しています。
この特別展では彼女の小さい頃の写真や彼女が描いたクレヨン画もあり興味深かったですね。
「JFK-その生涯と遺産」展は、ケネディの出身地であるボストンにあるジョン・F・ケネディ大統領図書館・博物館の貴重なコレクションを我が国で初めて公開するものであり、海外の公文書館と連携してその所蔵資料を展覧するというのは国立公文書館にとって初めての試みとのことです。
こういった企画は今後も進めて欲しいと思いますね。
今回はジョン・F・ケネディ大統領図書館・博物館に残された膨大な文書・写真・遺品などから極めて重要な資料や、日本にゆかりのある品々を厳選し、約160点の資料と映像によりケネディの生涯と遺産を展示しています。
最初にケネディの生い立ちがありましたが、実は9人兄弟なんですね。
その兄弟が階段で並んで写真撮影しているのは微笑ましかったです。
兄は第二次世界大戦で戦死したので二男のケネディが期待を背負ったようです。
そのケネディもソロモン諸島で日本軍と戦い、乗っていた魚雷艇が日本の駆逐艦「天霧」に衝突されて船体は引き裂かれ、海に投げ出されるも、負傷した仲間を命綱で結びつけて6キロ泳ぎ、なんとか小さな島(ケネディ島)にたどり着いたようです。
その際にケネディは椰子の実に救助を求めるメモを彫ったのですが、それが展示されていました。
後日大統領執務机に飾られたようです。
それからその日本の駆逐艦「天霧」とは、ケネディは戦後も交流があったようです。
大統領選の際には天霧の元乗員一同から激励の色紙を贈られ、大統領就任式では天霧館長を招待したようです。
そのあたりの展示もありました。
それから、映像ではかの有名な大統領就任演説が流れていましたね。
感動ものです。
特に「国が諸君のために何が出来るかを問うのではなく、諸君が国のために何が出来るかを問うてほしい」というのは有名ですね!
また、その就任演説原稿もあり、直前まで修正されていたようです。
そのほか、キューバ危機や部分的核実験禁止条約、アポロ計画、公民権法、池田内閣総理大臣との関係も展示されていました。
どれも興味深い内容でしたね。
「JFK-その生涯と遺産」展は歴史の勉強にもなり、またケネディファンにとっては嬉しい企画展だと思います。
入場無料ですし、とてもオススメです!
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