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ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア(イタリア ミラノ)へ行って来ました!

 ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは、イタリアの都市ミラノにあるアーケードの名称で、2つのアーケードから成り、ミラノの二大観光地のドゥオーモとミラノ スカラ広場(オペラの殿堂スカラ座がある)へ通じています。

 このガッレリアは、イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世にちなんで名づけられ、最初に1861年にデザインされ、イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニによって1865年から1877年の間に建設されました。

 この通りは天井はアーチ型ガラスと鉄製の屋根に覆われており、19世紀のショッピングモール及びイギリス、ロンドンにあるバーリントン・アーケードのデザインで、ガッレリアは巨大なガラス張りのショッピング・アーケードの原型のようです。


↑ガッレリアの頭上のガラス

 ちなみに東京ディズニーランドのワールドバザールはこのガッレリアをモデルに作られているようです♪
もしかすると、大きさもほぼ同じかもしれません^_^;)

 最初の落成から130年以上を経た現在では、4階建てのアーケードにはオートクチュール店から書店に至るまでの上品な各種店舗、グッチ、プラダ、ルイ・ヴィトンなどの高級ファッションブランド店の他、レストラン、カフェ、バーがあります♪


↑スカラ座方面からのガッレリア


↑スカラ座方面からまずボルサリーノの帽子売場

さすがにのガレリア中心部の四つ角には、プラダ2つ・ルイ・ヴィトン、ベルサーチです♪


↑ベルサーチ


↑ルイ・ヴィトン


↑プラダ

その隣にはそれぞれ、アルマーニ、メルセデスベンツなどがあります♪


↑メルセデスベンツ

 このアーケードは、特に天井付近の絵画と歩道のモザイク模様が見事なようです。

 中央の十字路部分はガラス製のドームで覆われていて、頭上の4枚のフレスコ画は、ミラノから見た東西南北にあるアメリカ、中国、アフリカ、北ヨーロッパを象徴的に描いたもののです。

アメリカはインディアンが見えますね。


↑フレスコ画 アメリカ

アフリカはライオンが見えます♪


↑フレスコ画 アフリカ


↑フレスコ画 中国


↑フレスコ画 北ヨーロッパ

 逆にこの中央十字路部分の広場の床面には、中央にイタリア王国の紋章、その周囲にミラノ(赤の十字)、トリノ(牡牛)、フィレンツェ(アイリス)、ローマ(SPQR)の紋章が描かれています。


↑ミラノ(赤の十字)


↑トリノ(牡牛)


↑フィレンツェ(アイリス)


↑ローマ(SPQR)

 特に十字路の交わる付近に青いタイルで囲まれた牡牛(トリノ)のモザイクがあり、その股間部分がやや窪んでいます。
この窪みに踵を合わせてクルリと1回転(一度に3回転以上出来るとという説もあり)すると幸せが訪れるまたは旅行者は再びミラノに戻れる等の言い伝えがあるようです♪


↑牡牛(トリノ)のモザイクでクルリと一回転♪

 そのため、しかもトレビの泉等と異なり一人ずつしかできないので観光シーズンには行列ができる事も珍しくないようです。
一日に数千回も踵で踏みつけられるため損傷も激しく頻繁に修復もなされていますが、修復直後の新品でも股間にはあらかじめうっすらと窪みが付けられているようです^_^;)

 この牛の急所を踏みつける回転行為は、観光客よりもむしろ地元市民によって積極的に行われているようで、実際に朝夕の通勤時にはスーツを着たビジネスマン、日中には買物袋を下げた主婦などが通り掛りに踏み付け回転するところが頻繁に目撃されるようです♪

ちなみに、この通りの端にカンパリというお店がありますが、この店があの有名なカンパリソーダ発祥の地とのことでした♪


↑カンパリのお店

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアの観光はオススメです!

お勧めなお話(2016年上半期)

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