中国の上海の浦東にある大きな東方明珠という高さ468mのテレビ塔は一見アラビア風で上海をイメージする建物の一つで、その高さ350mの所にある展望台は有名ですが、実はその地下1階に「上海城市歴史発展陳列館」があり、歴史を学べとても良かったので紹介したいと思います♪
↑東方明珠
その「上海城市歴史発展陳列館」とは、上海の租界時代を中心に上海の歴史をビジュアル的に学べるもので、想像以上に展示物が多く、そして広く、あらゆる分野の説明が豊富でとても驚きましたね♪
まず東方明珠の敷地に入りますが、上海の地下鉄と同じようにカバンは検査レーンを通さなくてはならずチェックは厳しいです♪
そして「上海城市歴史発展陳列館」の入口は展望台の入口とは違い、右側の隅にあるので、行く際には注意が必要です♪
私は展望台の入口へ誤って行ってしまい、陳列館の入口を探し求めてさまよってしまいました^_^;)
↑「上海城市歴史発展陳列館」の入場入口
入口近くのチケット売場で大人一人35元のチケットを支払い、入場します♪
入口はとても綺麗で、赤い制服の若い女性がチケットを確認します♪
↑「上海城市歴史発展陳列館」入口
まず1920年代や30年代の写真があり興味深かったですね♪
なおこの博物館は中国語、英語とは別に日本語の説明もあり素晴らしいです♪
↑1930年代の写真
↑1920年代の写真
↑1930年代の写真
そして20世紀初頭の車や路面電車の展示がありましたね♪
↑20世紀初頭の車
↑20世紀初頭の路面電車
1930年代のバスもありこんな乗り物が走っていたかと想像すると興味深いです♪
↑1930年代のバス
1920~1930年代のトロリーバスもありましたね♪
↑1920~1930年代のトロリーバス
そして上海の昔からの説明がありますが、いきなり6000年前から原始的な村落があったとは驚きました♪
近代以降は、列強が押し寄せ、開放を迫られ、都市の発展には強く半植民地の烙印が押されますが「あらゆる川を受け入れる海」の如き度量をもって近代中国の経済金融と文化の中心とさせたというのは凄いです♪
そして明の時代の農家生活の展示が始まります♪
かなり人形がリアルで素晴らしいです^_^)
↑明の時代の農家
↑明の時代の農家生活
↑明の時代の農家生活
それから清の時代?1662~1722の漢方薬のお店の様子がありましたね♪
遠く中国の東北にまで販売されたようです。
↑漢方薬のお店
それから1840年のアヘン戦争の様子がありました♪
1842年に英軍が20余隻の軍艦で侵犯し、1843年に上海が開港されたとのことです。
↑アヘン戦争の様子
そして当時の「煙紙店」の様子がありましたね♪
主に日常生活でよく使われるタバコとちり紙を転売していたので「煙紙店」と言うようです。
なるほど!
↑煙紙店
それからアヘン戦争後には上海には1000にも及ぶアヘン館が散在していたようです。
女色でアヘン飲みを引き寄せることもあったので「花煙間」と呼ばれたようです。
衝撃的な様子で麻薬は社会を荒廃させよくありませんね。
↑アヘン館(花煙間)
それから当時のカフェがありました♪
清末に上海に初めてカフェができたようで、当時コーヒーブームになったようです。
↑当時のカフェ
そして当時のマッサージ屋もありましたね。
女子按摩のようです。
ちょっと怪しげな雰囲気です。
↑マッサージ屋
↑マッサージ屋
そして当時の茶屋もありました♪
上海開港後に茶屋が増え、茶屋はレジャーの場であるとともに、商人が取引の交渉を行う場所でもあったようです。
↑茶屋
それから当時の劇場もありました♪
旧上海の最大の劇場は1925年に建てられ、3000余の座席を持ち、専ら京劇を上演したようです♪
3000余の席というのはかなり大きな劇場ですね!
↑当時の劇場
それから当時の川沿いの様子もありました♪
当時のビル群が美しい♪
↑川沿いのビル群
それから1921年に開業した上海メリケン粉取引所の様子がありました♪
中国の商人が最初に開いた取引所は上海証券・商品取引所で1920年に開設されたとのことです♪
なかなか興味深いです。
↑上海メリケン粉取引所
それから当時の京劇の様子がありましたね♪
客席含めて細かく造られていてすごい!
1867年と1884年にそれぞれ創設されたようです。
↑当時の京劇
そのほか、たくさんの展示がありましたが、なかなか上海の歴史を学べます♪
とてもオススメですね!
ちなみに東方明珠の広場に出ると、「Kuma Cafe」があり、思い切りあの「くまもん」が飾られていましたが、いつの間に上海に進出していたのでしょうか^_^;)
↑Kuma Cafe
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