金沢市の「にし茶屋街」を歩いていると、和菓子付き抹茶を500円で頂けると「料亭 華の宿」の店の前に書いかれていたので入ってみました♪
↑にし茶屋街
その「にし茶屋街」は昔ながらの木虫籠出格子の建物と石畳が並び、風情があります♪
↑「料亭 華の宿」の店構え
この「にし茶屋街」は、文政3年(1820年)に金沢町奉行「山崎頼母」が、藩主前田斉広公の許可を得て、浅野川「卯辰」と犀川「石坂」の2カ所に遊女らを集め、茶屋町としたのが始まりとのことです♪
この茶屋は東西にあったので、「東の郭」「西の郭」と呼ばれたようです♪
約200年の歴史と伝統の面影を残していますね♪
「料亭 華の宿」に入り、靴を脱いで1階の奥へ進みます♪
さすが掃除が行き届いていて部屋の中はかなり綺麗です♪
そして赤い敷物の上に座ります♪
目の前の掛け軸などが素晴らしいし、奥の坪庭もかなり美しい♪
これには感動しましたね♪
また静かに近くで三味線の音が聴こえます♪
どうやら三味線の練習をしているようで、静かで風情があります♪
↑掛け軸
↑坪庭
↑座った所から入口方面
そして抹茶とお菓子が運ばれます♪
さすが抹茶は熱いながらも上質さを感じ美味しい♪
この抹茶は特に美味しく感じましたね♪
そしてお菓子の落雁が、実は中がしっとりと餡になっていて、これも美味しい♪
落雁の常識を覆す美味しさでしたね♪
↑抹茶とお菓子
後で分かったのですが、落雁は同じ「にし茶屋街」にある「諸江屋」の「濃茶落雁」でしたね♪
「諸江屋」は永平寺の御用達で老舗で有名なようでした♪
↑諸江屋
↑濃茶落雁
なお、抹茶とお菓子ではなく、コーヒー(300円)を頼むことができます♪
それから「金沢おどり」の冊子と、このお店で遊べるお座敷遊びの写真を渡され見ることができました♪
通常は「一見さんお断り」のお茶屋ですが、この「料亭 華の宿」では15名限定で「にし茶屋街の芸肢」とお座敷遊び体験ができるとのことです♪
これは機会があればぜひここで遊んでみたいですね♪
↑「金沢おどり」の冊子
↑お座敷遊び体験
↑お座敷遊び体験
↑お座敷遊び体験
しばらくゆっくりして、そして2階も見て下さいとのことでしたので、階段を上ります♪
おぉぉ美しい花の絵がある金屏風や置物、輪島塗りのテーブル、掛け軸、九谷焼の皿などがあります♪
どれもさすが素晴らしい♪
この手前の部屋の壁は朱色で統一されていましたね♪
↑絵がある金屏風や置物
↑輪島塗のテーブル
↑掛軸や九谷焼の皿など
襖も美しい♪
↑襖など
そして、歌舞伎の源義経と弁慶の勧進帳の「安宅の関」の絵が興味深かったですね♪
これも素晴らしい♪
そう「安宅の関」はこの金沢の近くですね♪
↑歌舞伎「安宅の関」の絵
それから緑色の壁もあり、兜や刀、太陽の掛け軸も素晴らしいです♪
↑緑色の壁
↑兜や刀、太陽の掛け軸
そして三味線なども置かれていましたね♪
↑三味線
二階から見る坪庭も美しいです♪
↑二階から見る坪庭
それから、これまた美しい加賀友禅の着物もありました♪
素晴らしい!!
↑加賀友禅の着物
そしてそこは群青の壁でした♪
群青色は高貴な色とのことで、上席のようでしたね♪
掛け軸もありますが、さすが狩野派の掛け軸で素晴らしいです♪
↑群青色の壁の掛け軸
↑掛け軸の拡大
↑狩野派の説明
そしてアジサイの生け花とともに掛け軸や三味線、太鼓などもあり素晴らしい♪
この掛け軸も狩野派ですね♪
↑アジサイの生け花と掛け軸など
「料亭 華の宿」は、美しい坪庭や掛け軸などを見ながら抹茶やお菓子を楽しめるだけでなく、二階では素晴らしい掛け軸や着物なども鑑賞でき、とてもオススメです!
<今日の独り言>
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