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「東大生の本の「使い方」(重松理恵)」という本はとてもオススメ!

「東大生の本の「使い方」」の購入はコチラ

「東大生の本の「使い方」」という本は、東大生をずっと見続けてきた東大生協の書店員が書いたもので、東大生が実践している本の選び方や読み方、活かし方を紹介するだけでなく、実際に東大生が買った本が紹介されていて、確かにどれも読んでみたいと思いましたね♪

いくつかは読んでこのブログでも紹介していますが、その他どれも魅力的な本です♪

 東大生は、自分にとって価値のある本を選び、もっとも力がつく読み方を実践し、思考力や教養を磨いているようで、一冊の本を最大限活用しているからこそ頭が鍛えられ、その結果読書の効果が上がり、さらに力がついて東大生になることができたようです♪

特に東大生が実践している本の使い方は以下のとのことで興味深いですね♪

・本は、おやつ感覚でまとめ買い
・口コミ選書にで良書を見つける
・二番煎じ本より原典に触れる
・なぜそうなるのか、どうなっているのかを考えながら読む
・本の種類で読み方を変える

「東大生の本の「使い方」」という本は、読書の参考となりとてもオススメです♪

以下はこの本のポイント等です♪

・「東大生は月何冊くらい本を読んでいるのか?」東大生にこういう質問をすると、「重要なのは冊数ではなくて、本の中身だから」などと理屈っぽい答えが返ってきたりします。しかし、実際の所は月平均3~5冊くらいのようです。これは2009年に書籍部の品揃えなどについて東大生から意見を聞く「店舗クリニック」という回を開催したときのアンケート結果をもとにしています。

・良質の本をたくさん読むからこそ頭がよくなり、その結果さらに難しい本もたくさん読めるようになる。これが東大生の知性の秘密だったのです。

・東大生協書籍部のベストセラーの多くは4つの目的のどれかを満たしています。

・1つ目は、「世界で活躍するため」です。東大生に人気のある就職先は、外資系の金融やコンサルタント、またはアップルやグーグルなど世界的な超有名企業が中心です。そういった企業で活躍するために「世界の情勢」や「外資系企業の現状」について書かれた本を読んでいるのです。また将来留学を考えている東大生は当然、世界の名門校を目指しているため、名門大学に関連した本もたくさん読んでいます。世界最高峰のコンサルティング会社「マッキンゼー」のほか、「グーグル」「アップル」「外資系金融」「ハーバード」「スタンフォード」などがタイトルに入っている本は人気があります。

・2つ目は、「スキルアップをするため」です。論理パズルやフェルミ推定などで思考力を鍛えたり、「プレゼンテーション」や「読書法」「英語術」など実用的なスキルを身につけたりすることを目的に読んでいます。タイトルに「頭を鍛える」「地頭」「難問」などの言葉が入っているものは、かなりのニーズがあります。

・3つ目は、「幅広い教養を身につけるため」です。自分の専門以外にも、教養として身につけておきたいという考えから、手にとっているようです。内容としては、哲学、歴史、芸術、文学、教育、数学、医療に関するものです。専門書とまではいかないまでも、入門書よりも一歩踏み込んだ内容を扱っているものが多く、東大の先生の著書が多いのも特徴です。また「知」や「知性」というのがキーワードの1つで、こういった言葉が入っている本はよく売れる傾向にあります。

・4つ目は「最新のトレンドを追うため」です。今までになかった新しい概念や新しい学問分野を解説した本から最新の情報を得るために読んでいます。「ソーシャルビジネス」や「ビッグデータ」など、その年ノニューワードがタイトルに含まれるもののほか、「脳科学」や「人工知能」などの最新の科学技術に関する本、比較的新しい学問分野である「行動経済学」や「教育経済学」がテーマの本などが人気です。特に翻訳本は最先端の情報を伝えてくれるため、東大生には人気があります。翻訳にはタイムラグもあるため、刊行後は「待っていました!」という感じで、それこそ飛ぶように売れていきます。

・東大生が「世界で活躍するため」に読んでいる本
ランク 1:これからの「正義」の話をしよう
ランク 2:20歳のときに知っておきたかっこと
ランク 3:米国製エリートは本当にすごいのか?
ランク 4:スティーブ・ジョブズⅠ
ランク 5:スタンフォードの自分を変える教室
ランク 6:ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業 上
ランク 7:スティーブ・ジョブズⅡ
ランク 8:2050年の世界 英「エコノミスト」誌は予測する
ランク 8:君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?
ランク10:ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業 下
ランク11:ゼロ・トゥ・ワン
ランク12:外資系金融の終わり
ランク13:世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?
ランク13:フェイスブック 若き天才の野望
ランク15:スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション
ランク16:選択の科学
ランク16:これが物理学だ!
ランク18:イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ
ランク19:Googleがほしがるスマート脳のつくり方
ランク20:なぜマッキンゼーの人は年棒1億円でも辞めるのか?

・「これからの「正義」の話をしよう」は東大史上一番売れた本。ハーバード大学史上最多の履修者数を記録し続ける超人気広義「Justice」をもとにした全米ベストセラーの邦訳です。この本だけは売れ方が違っていました。教科書をはるかに超える売上冊数を記録し、教科書・専門書を含めた年間ランキングで1位になったのです。現在でもこの記録は破られていません。

・東大生が「スキルアップをするため」に読んでいる本
ランク 1:東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート
ランク 2:現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
ランク 3:できる研究者の論文生産術
ランク 4:戦略コンサルティング・ファームの面接試験
ランク 5:東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方
ランク 6:スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
ランク 7:100の思考実験
ランク 8:TEDトーク 世界最高のプレゼン術
ランク 9:読書の技法
ランク10:東大英単
ランク11:天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。
ランク12:東大教授が教える独学勉強法
ランク13:東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと
ランク14:論文ゼミナール
ランク15:伝わるデザインの基本
ランク16:採用基準
ランク17:学術書を書く
ランク18:過去問で鍛える地頭力
ランク19:英文校正会社が教える英語論文のミス100
ランク20:東大人気教授が教える 思考体力を鍛える

・ランク5の「東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方」は「考える力」という東大生が好きな言葉がタイトルに入っているうえ、著者の上田先生の講義は東大でも非常に人気があるので、売れるべくして売れた一冊だと思います。物理学についての話はほとんど出てきません。誰でも実践できる内容になっています。かなり意外ですが、難しい試験をくぐり抜けて入学してきた東大生でも入学直後は壁にぶつかり挫折する人が多いそうです。上田先生は、学生が入学直後に直面する戸惑いは、優秀さの尺度が「マニュアル力」から「考える力」へ変化するために起こるものだと考えています。さらに、社会人や大学院生になると、自ら課題を見つけ、それらをオリジナルの手法で解決することが求められるようになります。この段階での優秀さの尺度は「考える力」から「創造力」へと激変し、それ以前の思考パターンからの大転換を迫られます。その変化に多くの人がついていけず戸惑いを感じ、ときにはパニックに陥ってしまうのです。東大生といえども決して自信に満ちているわけではなく、ほとんどの学生が自分の将来に対して真剣に悩み、自分がこれからやっていけるのかと不安に感じているのです。そういった学生のためにも、問題を発見し、アイデアを思いつくための着実な方法を紹介しているのがこの本の特徴です。たとえば上田先生は「考えるクセ」をつけるために、メモを使うことをすすめています。肌身離さずメモを持ち歩き、気づいたことがあればすぐに記録する。そのメモを何度も読み、繰り返し考える時間をつくる。そうした日々の訓練で少しずつ「考える力」が身に付いていくのです。考える力を身につけるには地道な努力が必要ですが、努力をすれば、どんな人手も頭を鍛えていくことは可能だというのが上田先生の考えです。そしてこの本にはそのための具体的な方法がたくさん詰まっています。

・ランク9「読書の技法」は、私の予測をはるかに上回って売れ、「読書の技法」というタイトル通り、本を深く速く読み込むためのテクニックがたくさん紹介されています。
 ・知りたい分野の本は3冊買ってまずは真ん中から読む
 ・重要箇所はシャーペンで印をつけ、ポストイットを貼る
 ・熟読の要諦は、同じ本を3回読むこと。基本者は最低3回読む
などどれも実践的ですぐに取り入れることができます。また著者の佐藤優さんは東大生の読書の特徴についても触れています。東大のような難関大学の卒業生で、学生時代の成績がそこそこ良かった人ほど、自分の学力を客観的に捉えることができず、消化できない基本書やビジネス書に取り組んで時間を浪費している例が多いのだそうです。たとえば歴史を学び直したいときには、高校レベルの教科書や参考書を活用するのがいいとのことですが、学校秀才型だったビジネスパーソンほど、難しい本に手を出し、ほとんど何も身に付かないまま終わってしまうのです。優等生としての「プライドの檻」から抜け出すことができないため、自分が高校レベルの知識を持っていないことを認められない。また恥ずかしいので、誰にも尋ねることができない。こういった状態に陥りがちなことを指摘しています。

・ランク13「東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと」では、優秀な人ほど目先の成果に目を奪われてしまい、その結果、長い時間をかけて少しずつ築き上げる必要がある家族との関係がおろそかになり、幸せな家庭生活を築くことができなくなってしまうなど、陥りがちな失敗が挙げられています。そして、そのような失敗をしないためには、基本原則を崩さないということが重要なポイントだというアドバイスを贈っています。朝早く起きる、年に一度は大きな休暇をとる、どんな忙しくとも週の半分は家で家族と食事をするなどの基本原則を守っていれば、想定外の事態が起こっても対処しやすくなるのです。こういったメッセージは、これから社会へと巣立っていく東大生たちにとって、とても参考になるのではないでしょうか。また伊藤先生はもう一つのメッセージとして、人との出会いの大切さについても語っています。先生自身、同級生から影響を受けて、大学院への進学や、海外への留学、経済学者になることを決めています。その同級生というのは、吉川洋先生、植田和男先生、井堀利宏先生など、経済学を勉強したことがある人なら、名前を聞いたことがあるような先生ばかりです。ノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学のジョージ・スティグラー教授は「大学院では先生よりも同級生から多くのことを学んだ」という言葉を残しています。伊藤先生もこの言葉通りの経験をしたようです。

・東大生が「幅広い教養を身につけるため」に読んでいる本
ランク 1:正義論
ランク 2:一般意志2.0
ランク 3:それでも、日本人は「戦争」を選んだ
ランク 4:銃・病原菌・鉄 上
ランク 5:リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください
ランク 6:戦争まで
ランク 7:銃・病原菌・鉄 下
ランク 8:認められたい欲望と過剰な自分語り
ランク 9:「フクシマ」論
ランク10:サピエンス全史 上
ランク11:中国化する日本
ランク12:ケアの社会学
ランク13:「知の技法」入門
ランク14:サピエンス全史 下
ランク15:歴史から理論を創造する方法
ランク16:大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる
ランク17:それをお金で買いますか
ランク17:芸術を創る脳
ランク19:<私>をひらく社会学
ランク20:戦後史の正体

・ランク4「銃・病原菌・鉄」は、東大生が必ず読んでいるといっていいほど、東大生協書籍部でものすごく売れている歴史書です。通常の年間売上ランキングでは、その年の新刊ばかりが上位を占めるものです。しかしこの本は2000年の刊行にも関わらず、12年に文庫化されるまで、常に売上ランキング上位に入っていました。文庫版もかなりの冊数が売れているので、この本は他に類を見ない、別格の売れ方をしているといえます。著者は1万3000年の人類の歴史を探ります。すると、人類の壮大な謎が本当に解き明かされていくのです。著者がたどり着いた明快な答えに、私は感動を覚えました。またこの本は、生物学や地理学の視点から、人類の歴史を説明しているところも魅力の一つです。

・東大生が「最新のトレンドを追うため」に読んでいる本
ランク 1:人工知能は人間を超えるか
ランク 2:21世紀の資本
ランク 3:僕は君たちに武器を配りたい
ランク 4:「学力」の経済学
ランク 5:山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた
ランク 6:日本人は知らない「地震予知」の正体
ランク 7:数学 理性の音楽
ランク 8:意識はいつ生まれるのか
ランク 8:フリー
ランク10:ダメな統計学
ランク11:統計学が最強の学問である
ランク12:この1冊でまるごとわかる!人工知能ビジネス
ランク13:MAKERS
ランク14:ビッグデータの正体
ランク15:ニュートリノで探る宇宙と素粒子
ランク16:脳のなかの天使
ランク17:君に友だちはいらない
ランク18:やり抜く力
ランク19:LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲
ランク20:<インターネット>の次に来るもの

・東大生が読んでいる「東大本」
ランク 1:原発危機と「東大話法」
ランク 2:歴史が面白くなる東大のディープな日本史
ランク 3:歴史が面白くなる東大のディープな世界史
ランク 4:東京大学 知の森が動く
ランク 5:英語が面白くなる東大のディープな英語
ランク 6:東大助手物語
ランク 7:東京大学 世界の知の拠点へ
ランク 8:歴史が面白くなる東大のディープな日本史3
ランク 8:数学が面白くなる東大のディープな数学
ランク 8:古典が面白くなる東大のディープな古文・漢文
ランク11:東大のクールな地理
ランク12:歴史が面白くなる東大のディープな日本史2
ランク13:東大とハーバード 世界を変える「20代」の育て方
ランク13:東大の入試問題で「数学的センス」が身につく
ランク15:今なら解ける!大人のための東大数学入試問題
ランク16:世界初をつくり続ける東大教授の「自分の壁」を越える授業
ランク16:東大医学部
ランク16:歴史が面白くなる東大のディープな世界史2
ランク19:東大ハチ公物語
ランク20:僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦

・東大生が読んでいる「新書」
ランク 1:武器としての決断思考
ランク 2:内定とれない東大生
ランク 3:ヒッグス粒子の謎
ランク 4:日本辺境論
ランク 5:武器としての交渉思考
ランク 6:東大教授
ランク 7:知の逆転
ランク 8:大局観 自分と闘って負けない心
ランク 9:研究者としてうまくやっていくには
ランク10:アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻
ランク11:放射光が解き明かす驚異のナノ世界
ランク12:物理数学の直観的方法
ランク13:希望のつくり方
ランク14:イスラーム国の衝撃
ランク15:内部被曝の真実
ランク16:ふしぎなキリスト教
ランク17:民法改正
ランク18:研究発表のためのスライドデザイン
ランク19:宇宙は本当にひとつなのか
ランク20:重力とは何か

良かった本まとめ(2018年下半期)
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