ヘッダーメッセージ

浜離宮恩賜庭園(東京 中央区)はとてもオススメ!

 以前このブログでも紹介しましたが、ぐるっとパスを利用して追加料金不要で、東京都中央区で、築地の南側で、ゆりかめも汐留駅の東側で、そして隅田川沿いにある浜離宮恩賜庭園へ初めて行ってきました♪

通常は一般300円が必要です。

 今はなくなってしまった築地市場場内の横を通って向かうと、立派な石造りの大手門橋があり、それを渡って浜離宮恩賜庭園へ進みます♪

↑大手門橋

浜離宮恩賜庭園側の石垣は整然と綺麗に並べられていて、さすが将軍が住んでいた江戸城の一部ですね。

↑浜離宮恩賜庭園側の石垣

↑近辺含めた地図

そして浜離宮恩賜庭園の沿革と入園の案内がありました♪

↑浜離宮恩賜庭園の沿革と入園の案内

 浜離宮恩賜庭園は、江戸時代には江戸城の「出城」として機能を果たしていた庭園です。

 そもそもは、徳川将軍家の鷹狩場に承応3年(1564年)に海を埋め立てて別邸を建てたことが始まりで、歴代将軍によって幾度かの造園と改修工事が行われ、11代将軍徳川家斉の時代に、ほぼ現在の姿の庭園が完成したとのことです。

 明治維新の後は皇室の離宮となり、関東大震災や戦災によって被害を受けますが、昭和20年(1945年)に東京都に下賜され、昭和21年(1946年)から浜離宮恩賜庭園として公開され、昭和27年(1952年)に国の特別名勝及び特別史跡に指定されたとのことです。

 開園時間は午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)で、休園日は12月29日~1月1日、入園料は一般は300円、65歳以上は150円、小学生以下は無料ですね。
 また都内在住や在学の中学生も無料で、その他無料対象の方もあります。

 そして、浜離宮恩賜庭園の案内図と水上バスの案内がありました♪
想像以上に庭園は広く、また水上バスにも乗れるとは驚きましたね♪
水上バスは浅草行きが800円で、この船旅を楽しめそうです。

↑浜離宮恩賜庭園の案内図と水上バスの案内

 それから庭園の沿革の説明もあります。
江戸時代には茶園・火薬所・織殿等が営まれ、幕末には石造洋館の延遼館が建設されたとは興味深いですね。

 明治維新後には、宮内省所管となり、皇室宴遊の地となり、諸外国貴賓来訪の際には、延遼館はその迎賓館に当てられ、明治12年にはアメリカの前大統領グラント将軍も訪問していたとは知りませんでしたね。

↑庭園の沿革

↑庭園の沿革や案内図

 そして入場料を支払って園内に入ります♪
改めて浜離宮恩賜庭園の広大さを感じ、そして一部紅葉が美しかったですね♪
またたくさんの松が立派に剪定されていて素晴らしいです!
さすがです♪

↑園内と紅葉

↑園内と松

↑松

 そして延遼館跡が、写真付きでありましたね♪
元々はイギリス王子が国賓として来日することを契機に明治2年(1969年5月)に建てられたとは興味深いです。そんなに早く建てられていたんですね。

 そしてアメリカのグラント将軍が約2ヶ月も滞在していたとは驚きです。
その他、鉄道開業式など国の行事にも利用されていたとはナルホドです。
近くにその鉄道開業の新橋や汐留が近いですからね。

 そんな延遼館ですが、明治22年(1889年)に老朽化のため取り壊しが決定されほどなくその歴史に幕を閉じたようです。

↑延遼館跡の説明

 そして、秋なのに桜が咲いているのには驚きましたね♪
これを狂い咲きというのでしょうか。
確かに最近少し暖かくなっていました。

↑こぶくさくら

↑こぶくさくら

それから散策中には綺麗な黄色い花も咲いていました♪

↑黄色い花

 散策道では結構緑が深くて驚きました♪

↑緑が深い散策道

そして鷹狩の御茶屋が復元されていました♪

↑鷹狩の御茶屋

 鷹狩とは、鷹を使って鳥や小動物を捕まえる狩猟のことで、戦国時代や江戸時代には将軍や大名などが好んで楽しんでいたようです。
その説明が興味深かったですね♪

実際に出番を待つ鷹の鷹部屋があり、その鷹の剥製が置かれていましたが、さすが鷹は眼光鋭いですね♪
格好いい!

↑鷹の剥製

↑鷹部屋の説明

 そして、約2ヶ月行われているという鷹の調教の説明も興味深かったです♪
メスの方が体が大きく狩りが得意なんですね。

↑鷹の調教の説明

そして将軍の過ごし方の説明もあります。

↑将軍の過ごし方など

 それから鷹狩りの最盛期の説明もあります。
5代将軍徳川綱吉の時は、生類憐れみの令だったので、当然鷹狩りは中止だったんですね。

↑鷹狩り最盛期

そして鴨猟の変化についても説明があり興味深いです。

↑鴨猟の変化

そして実際の網が置いてあり、説明もありました♪

↑網

↑網の説明

それから鷹の御茶屋等の説明書は持ち帰ることもできました♪

↑鷹部屋の説明

↑鷹の御茶屋の説明書

 そして「燕の御茶屋」の復元の説明がありました。
忠実に復元とは素晴らしいですね♪

↑「燕の御茶屋」の復元の説明

 特に、個人的には釘が見えないようにする燕の釘隠金具については興味深かったですね♪
職人のこだわりを感じます♪

↑職人の技術

↑実際の部屋と燕の釘隠金具等

 それから、松には藁が巻かれていました。
これを菰巻(コモマキ)と言い、これで、枝先にいた害虫が下がって来るときに捕まえていたとは知りませんでした。
ナルホドです!

↑菰巻の説明

↑実際の松の菰巻

 そして、お伝い橋を渡って池に近づきます♪
お伝い橋は全長120mもあるようです。

↑お伝い橋

 池はかなり広く、そして東京のビル群が水面に美しく映っていましたね♪

↑ビル群が映る池

↑お伝い橋

そして紅葉も美しく映えていました♪

↑紅葉

↑池

ここで、中島の御茶屋で抹茶と主菓子を楽しみましたが、それについては次回紹介したいと思います♪

それから富士見山へ向かいました♪
当時はきっとこの山から富士山が綺麗に見えていたんですね♪

↑富士見山

富士山が見える西方面はまったく見ることは出来ませんでしたが、東方面にはビルが夕焼けになっていました♪

↑ビルが夕焼け

↑ビルが夕焼け

小高い山なので確かに景色が良いですね♪

それから隅田川方面に行くと、大きな格好良い白い船がありました♪
都営地下鉄のマークがあるので、東京都の船でしょうか♪

↑白い船

そして西側には水上バスがありました♪
ここからも乗船できるのでしょうか。

↑水上バスや水門

隅田川の東の先には勝鬨橋(かちどきばし)が見えていましたね♪

↑勝鬨橋

そして帰路に着くと、東京タワーも見えました♪

↑東京タワー

すると横堀水門があり、江戸時代にもこの辺りに堰があり、海水の出入りを調節していたようです♪

↑横堀水門

↑横堀水門

そして鴨猟の説明がありますが、分かりやすくて秀逸です♪
昔はおとりのアヒルを使って鷹狩りをしていたんですね♪

↑鴨場の説明

そして実物ののぞき穴や、木の板を打ち鳴らすものがあって試すことができるのも秀逸でしたね♪
面白い♪

↑実物ののぞき穴など

↑鴨猟の説明

↑鴨猟の説明

それからコスモスが満開でしたね♪
2種類の色を楽しめました♪
素晴らしいです♪

↑コスモス

↑コスモス

そして300年の松がありましたが、約300年前に植えられたとのことで、かなり巨大で驚きましたね♪
凄い♪
6代将軍徳川家宣の頃に植えられたとのことです♪

↑300年の松

 浜離宮恩賜庭園は、想像以上に広大で、緑あふれる庭園の中をゆっくり散策を楽しめるだけでなく、当時の鷹狩りについても学べ、そして大きな池やコスモスも楽しめとてもオススメです!
癒やされました♪

関連記事

  1. 東京 大久保のコリアタウン街歩きを楽しみました!

  2. 福岡市科学館(福岡市 六本松)はとてもオススメ!

  3. アートアクアリウム2014はとてもオススメ!

  4. 本間美術館(山形県 酒田市)の庭園はとてもオススメ!

  5. 国立公文書館(東京 竹橋)は、とてもオススメ!

  6. 暁嵐(ぎょうらん)の滝(大分県佐伯市上浦)

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。