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お父さんは子どもと一緒に理科の実験を!

<日曜は出産・育児のおはなし>

 理科という教科は、自然の中の不思議に気づき、それはなぜなのかに興味を持ち、びっくりしたり、おもしろがったりしながら仕組みや性質を理解する科目であることから、好奇心が旺盛な子ども達は、本来理科が大好きなはずです。

 もしも小学校の段階で、理科に苦手意識を持っていたり、理科的な興味を示さないとしたら、おそらくその子は、理科を好きになるきっかけがなかっただけなのかもしれません。

 というのは、1992年の指導要領の目玉として創設された生活科によって、小学校の低学年からは社会とともに理科がなくなり、理科の授業時間数は、お父さんたちがかつて習ったことの半分ぐらいに激減しているようです。

 特に、実験や物作りに充ててきた時間がカットされたようです。たとえば、どんぐりに穴を開け、針金を通してその端に粘土の重りを付けて、バランスを取った「やじろべえの実験」や、机の上の水槽に水を入れ、そこから水を満たしたホースを垂らし、ホースの出口を開いて水を勢いよく噴出させる「噴水の実験」などです。

 「やじろべえの実験」はその後の力学の学習を支え、「噴水の実験」は、中学で気圧について学習するときの土台となる大切な体験学習です。そういった体験なしに、結論を知識として与えられてしまうことが多くなり、これでは考える力は育ちにくいし、理科をおもしろいと感じることはできないでしょう。

 また、国際的な学力比較調査では、日本の子どもたちの理科への興味が非常に薄れているという結果がでているようです。

 従って、お父さんたちは、土日や夏休みなどを利用して、子どもと一緒に理科の実験を楽しみ、理科への苦手意識の払拭を図ったほうがよいようです。

 コマに色をつけてクルクル回すと色が変わって見えたり、ギターの弦を揺らして音の伝わり方を調べたり、お風呂にホースを持ち込んで噴水の実験をしたり、家庭にある身近な道具を使ってできる実験はたくさんあると思います。

 週間ダイヤモンド(2007.7.7)から引用しました。

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<今日の独り言>
 暑くなってきて、3歳3ヶ月の息子のアセモが増えて来ました。今年はこまめに濡れたタオルで汗をふくようにしてますが、これはアセモ対策にかなり効果があるようです^_^)

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