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外国人投資家が株を買い越す理由

<土曜は株のおはなし>

 円安傾向のため、欧米の投資家から見て投資妙味の薄い日本株ですが、投資主体別売買動向を見る限り外国人投資家は買い越しているようです。

 2007年3月の急落時は、欧州勢の大量売却で売り越しとなりましたが、それ以外の月(2007年1月、2月、4月、5月)では毎月1兆円以上も買っているようです。

 彼らはなぜ、妙味の薄い日本株を買っているのでしょうか・・・。

 まず、好調な世界景気の拡大を受け、各国の中央銀行が保有する外貨準備が増加、それを運用する政府系ファンドがふくらんでいることが影響しているようです。

 政府系ファンドは、株式運用を増やしており、相対的に時価総額が大きい日本株に対しては、資金を振り向けざるをえないようです。

 また、円安の行き過ぎも理由のようです。

 円の実効為替レートは、1985年のプラザ合意当時の水準まで低下していますし、日本銀行の利上げ、アメリカのサブプライムローン問題、円売りポジションが過去最高にまで膨れ上がっていることから、一気に円高になると予想する外国人投資家は少ないようです。

 週間ダイヤモンド(2007/7/28)p24から引用しました。

株のお話しまとめ(2006年)

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<今日の独り言>
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