<木曜は車のおはなし>
ニューヨーク名物のひとつ、黄色いタクシー「イエローキャブ」が2012年からすべてハイブリッドカーにチェンジするようです。
ニューヨークのブルームバーグ市長が2007年5月22日にイエローキャブのハイブリッド化を宣言したからです。
ニューヨークは、率先してタクシーにハイブリッドカーを導入した自治体で、現在市内には375台のハイブリッドタクシーが走っているようです。
しかし、マンハッタン全体で1万3千台のイエローキャブから比べれば、まだほんの一部にすぎません。
今回のニューヨーク市長の宣言は、2008年10月までにハイブリッドタクシーを1000台まで増やし、その後は毎年ハイブリッドタクシーを20%ずつ増加させ、2012年にはマンハッタンを走るすべてのタクシーをハイブリッド化する計画とのことです。
その実施に向け、2008年からはタクシーに対してさらに厳しい排出ガス/燃費制限も課していくようです。
現在、ニューヨーク市がテスト導入しているハイブリッドタクシーは、トヨタ・プリウス、トヨタ・ハイランダー(クルーガー)、レクサスRX400h(ハリアー)、フォード・エスケープの4車種とのことです。
一般的なタクシー車種であるフォード・クラウン・ビクトリアの平均燃費が14マイル/ガロンに対し、エスケープ・ハイブリッドは36マイル/ガロンと燃費面の優位性は卓越しています。
しかも、客待ちのアイドリング時には、ハイブリッドタクシーは主に電気モーターだけを使用しているため排出ガスは出ないし、マンハッタンのような混雑した市街地を低速走行する場合も、モーターがメイン動力となるメリットがあります。
ハイブリッドは、タクシーに最適な技術なようです。今後、日本でもタクシーのハイブリッド化が進むのでしょう。
CAR and DRIVER(2007.7.26)p39から引用しました。
クルマのお話まとめ(2006年)
自動車保険を安くした体験談!
車検を安くした体験談!
車を高く売るには!
車を安く買った体験談!
<今日の独り言>
シリトリをしていて、「ゴスペル!」と言うと、3歳6ヶ月の息子が「ゴミ捨てる?」とのことです^_^;)少し似てます・・・^_^;)
この記事へのコメントはありません。