<日曜は出産・育児のおはなし>
読書は、受身的に見るテレビと違って、能動的な行為で、集中力や先を読む予測力を高めることにもつながります。
また、インターネットやテレビより物語性や著者性が高いこと、物事をまとまりとして経験することができるという長所もあるようです。
文部科学省が2004年に発表した「親と子の読書活動等に関する調査」によると、本を読むことが「好き」「どちらかといえば好き」と答えた親の子ども「小2、小5、中2、高2」が、同じく「好き」「どちらかといえば好き」と答えた率は88%に上り、親の影響は子供に表れているようです。
ただ、単に親が読書好きであれば子も読書好きになるというわけではないようで、親のさまざまな読書にちなんだ「直接的な働きかけ」が子どもによい影響を与えるようです。
子どもは、本をただ読むのではなく、親と本の話題で語り合うことを求めているようです。
では、子どもが読書好きになるには親はどのように子どもとコミュニケーションをとれば良いのかというと次の通りとのことです。
親が読む本を子どもとシェアすると、本をめぐる対話も生まれやすくなります。
特に中高生には、読書でも少し背伸びをしたい気持ちがあります。ビジネス書でも勉強法の本などは子どもと共有できます。
内容さえ面白ければ、少しレベルが高くても、子どもは喜んでよむものです。ほかに、料理本や詩集などもお薦めのようです。
また、大切なのは、子どもに本選びの余地を与えることです。
読書は能動的な行為なので、「読む」が「読ませられる」になると、子どもの興味も減じてしまいます。
それから、「なに読んでるの?」「これ読んでるんだ」といった親子の対話が生まれたときは、子どもにより一層、読書に興味を持たせるチャンスです。
「中身はわかったかい」と理解したかチェックするようなことはせず、「へぇ、そうなのかい。続きも聞かせてよ」と聞き役に徹して耳を傾けると、子どもはもっと本を読もうと思うようになるようです。
週間東洋経済「2008.6.21」p58から引用しました。
我が家の息子にもぜひ本好きになってほしいと思っています。
ポイントは以下の3つということですね。
(1)親が読んでいる本を薦めてみる
(2)ただ、子どもが読む本は自分で選ばせる
(3)子どもが読んだ本の内容については聞き役に徹する
「出産・育児のお話し」まとめ(2007年)
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<今日の独り言>
4歳の息子とトランプに飽きてきたので、最近はUNOを始めました。まだまだ4歳の息子は勝つコツが分からないようです。ふふふ・・・。というか、SKIPとかREVERSEとか読めないし意味がまだよく分からないようです^_^;)
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