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攻める企業ランキング

<土曜は株のおはなし>

 米国発の金融危機をきっかけに景気後退が現実となりそうですが、そんな中でも積極投資で攻める会社も少なくないようです。

以下は、全上場企業約4000社を対象に、2007年から2008年にかけての「設備投資額増加率」、「研究開発費増加率」、「従業員数増加率」、「償却費に対する設備投資額の比率」で攻め率が高い企業を調べ、それぞれの順位を足して総合評価し、その合計数が小さな企業ランキングしたものです。

4つの項目のうち、1つの項目でもランキング対象外となる場合は総合ランキングから除外しています。

 上位には、以外にも地方企業や中堅企業という地味企業が並んでいます。恐縮ですが私も知らない企業ばかりです。

さらに、上位企業からは「逆張り・本業強化型」「事業開発・先行投資型」「海外を含む新市場開拓型」に分けられるようです。

日経ビジネス(2008.10.6)p32から引用しました。本誌では、50位まで掲載されています。

これらの企業は成長する可能性がありますので、株式投資の参考になればと思います。

 1 東邦チタニウム(チタンの板材や鋳造品のもととなる「スポンジチタン」の生産能力を1.75倍へ)
 2 エヌ・ピー・シー(太陽電池製造装置の増強)
 3 日本写真印刷(ゲーム機器など電子機器に採用されるタッチパネルや特殊フィルムの生産能力を2.4倍へ)
 4 ニホンフラッシュ(徳島本社の住宅向けドアや収納家具のメーカー。中国にある工場の生産能力を5倍に増強し海外売上高上昇を図る)
 5 大和工業
 6 大阪チタニウムテクノロジーズ
 7 UBIC(企業間の特許侵害訴訟等に備え企業内のコンピューターにある電子データを収集・分析し、証拠開示を支援)
 8 シーシーエス(自然光LEDを独自開発)
 9 コスモ・バイオ
10 キャノンマシナリー
11 シベール(山形市の洋菓子メーカー。大型店展開や百貨店へのテナント出店加速中)
12 オハラ
13 アテクト
14 瑞光(紙おむつや生理用ナプキン製造機器国内最大手。国内工場を摂津市に集約)
15 松田産業

バフェット流投資判断銘柄一覧!
株のお話しまとめ(2007年)
株のお話しまとめ(2006年)

<今日の独り言>
 最近、「みのむし(オオミノガの幼虫)」を見かけないなぁと思っていたら、実は外国から侵入してきた寄生する「ヤドリバエ」のせいで、1990年代後半から日本中で激減したようです。何か残念ですねえ。

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