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盆栽美術館「春花園」はとてもオススメ!

<月曜はお勧めなおはなし>

 このブログで紹介した「一流の人に学ぶ人生で自分の才能を花開かせる方法(小林國雄)」という本に感動したため、その著者が運営する盆栽美術館「春花園」へ行って来ました!

場所は 東京都江戸川区にあり、最寄駅はJR総武線小岩駅もしくは都営新宿線瑞江駅で、そこからバスとなります。
駐車場は3台分ほどありました。

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↑盆栽美術館「春花園」の外壁

 門の中に入って、すぐ右側で入館料を支払います。
大人一人800円でお茶付きです。(抹茶ではなく普通の緑茶ですので安心してください^_^;))
小学生は半額の400円でした。

 敷地内には、さすがたくさんの盆栽が置かれていて圧巻でした!
3月下旬だったのですが、ちょうど桜も満開で良かったですね^_^)
とにかく、とても良い気が充満していて、清清しくて素晴らしいです。
パワースポットですね。
しかも、案内の方が優しくて素晴らしい!

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↑たくさんの盆栽

ちょうど3組の客が集まったようで、美術館内を案内してくれることになりました。
かなり若くスマートな男性の案内ですが、とても優しく、そして分かりやすく説明してくれます。

 盆栽は床の間(とこのま)に飾る時は、3点セットとのことでした。
「盆栽」と「掛け軸」、そして「小物?」の3点が必ずあるとのことです。
勉強になります^_^)
もちろんその3点には関係性があるようでした。
そして、盆栽は正座して座った時に、美しく見えるように置かれているとのことでした。

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↑盆栽のある床の間

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↑盆栽のある床の間

この盆栽は、赤松と石が絡めてあり、なかなか風情があります。

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↑赤松と石

 盆栽は、木を曲げて枝ぶりの見栄えをよくするのがポイントとのことです。
何もしなければ、枝などが上に広がるだけなので、小さく収めるために木を曲げるのです。
そして知らなかったのですが、盆栽にはなるべく水や肥料を与えず、枯れる寸前のギリギリのところで育てるのがポイントのようで、それで木の幹などに風合いが出るようです。
人間と同じで苦労をすると良い味が出るようです^_^;)
また、白い部分は枯れている部分で、その部分とのシンフォニーが良いようです。
盆栽は木の葉っぱを見るのではなく、木の中心の幹の風合いを見るのがポイントで、だから幹の部分は見えるように葉は切られるようです。
それから確かこの木で樹齢が300年もあるようです。
300年とは凄い!
水や栄養をあまり与えないので、このくらいの大きさにしかならないようです。
逆に水を多く与えると、あっという間に大きくなってしまうようです。
なお、日本の盆栽はこのくらいの大きさが好まれ、中国の方は木から大きな気をもらうのが目的のため盆栽は小さくても1.5mはあり、かなりの大きさになるようです。
盆栽には国民性の違いがあるんですね。
今や、盆栽は世界的に注目されているようです。

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↑盆栽のある床の間

それから、茶室もありました。
よく茶会もここで開かれるようです。

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↑茶室

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↑茶室の盆栽

それから、赤い葉の盆栽も美しかったですね。
バックが白色なので赤色が映えます!
亀の置物もポイントのようです。

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↑赤い葉の盆栽

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↑盆栽3点セット

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↑盆栽3点セット

それから、しだれ桜の盆栽も美しかったです。

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↑しだれ桜の盆栽

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↑石と絡まる盆栽

それから、2階に上がり、盆栽を入れる鉢がたくさん置かれていました。
以下の写真の上の段の一番左の鉢は2.5億円もすると聞いてビックリ!
盗まれると大変ではないですか?と伺うと、盗まれてもこの鉢は春花園にあった鉢というのはすぐ分かるので、泥棒はすぐ捕まってしまうようです。
なるほど・・・・
それから、樹齢が長い素晴らしい盆栽は、それなりの鉢に入れないと合わないようです。
鉢も何年も使うと、それなりの風合いが出るようです。

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↑盆栽を入れる鉢

それから、敷地内には、可愛くておとなしい「黒ちゃん」という犬がいて、なでることができたのは嬉しかったし、カナリアもいい声を出していました^_^)

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↑可愛い犬

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↑カナリア

そして、館長の小林國雄さんが、この盆栽の世界に入るきっかけとなった「奥の巨松」があったのは嬉しかったですね!
この盆栽の樹齢は1000年もあり、館長がこの盆栽の素晴らしさに感動して、この世界に入ったようです。
そして、ついにかなり年月をかけてこの盆栽を手に入れることができたようです。
かなりのお値段だったとは思います。
しかし、この「奥の巨松」は枯れそうになり、一旦土に植え替えて、そして何とか最近回復してきたとのことです。
それにしても、さすがこの「奥の巨松」は存在感があります。

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↑奥の巨松

それから変わった盆栽もありましたね。
ぶどうのようにしだれていて、美しいです。

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↑変わった盆栽

 そして、お茶の時間となり、そこへ館長の小林國雄さんが笑顔で顔を出されたのは嬉しかったですね。
本を読んで感動してここへ来たと話をすると、とても喜んでくれ、「一代でここを築いた」と感慨深げでしたので、「本でそれを読んで涙しました」と話をすると、「丹頂草(たんちょうそう)」を手渡しで頂けたのはとても驚きましたね。
とても嬉しかったです^_^)
また、若いお兄ちゃんが鉢も500円で用意してくれ、そして苔もきれいに植えてくれたのは嬉しかったです。
とても花も美しく、気に入って部屋で飾っています。

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↑頂いた丹頂草

盆栽美術館「春花園」はとても気がよいパワースポットで、そしてたくさんの盆栽を楽しめ、説明を受けることができ、また盆栽を買うこともでき、とてもオススメです!

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