<月曜はお勧めなおはなし>
熊本県阿蘇郡南小国町の黒川温泉にある「湯峡の響き 優彩」という旅館に泊まり、とても良かったので紹介したいと思います。
「湯峡の響き 優彩」は、2001年頃に名前を変えてリニューアルし、2004年には全日空(ANA)の全国キャンペーンにその「竹林の湯が」選ばれ、2005年には「The Japanese Spa」で海外にも広く紹介され、観光経済新聞社が実施した2012年度全国投票では雰囲気7位、風呂10位、施設26位、料理27位、サービス36位とどれもベスト100に選ばれるほど人気な旅館のようです。
最近では、数千万円を投資して屋上に本格的な天文台を用意し魅力的な旅館だと思います。
近くの瀬の本高原や滝を楽しんで、15時頃、車で「湯峡の響き 優彩」に到着します。
玄関近くに誘導され、荷物を車から降ろして台車で運んでくれ、車のキーを預けて駐車してくれます。
駐車場が狭いので車のキーを預け、整理駐車するようです。
まず、旅館への入口が幻想的で驚きましたね!
中の扉が自動的に開くと、その先の飾りも光っていて美しい!
美しくて感動です。
そして、入口右側でチェックインをして部屋に案内されます。
入口左側には広大なロビーが広がっていて、床の木材がかなりこだわりがあるようです。
窓には温泉街の川の景色が広がっています。
ロビーのテレビには、天文台での撮影状況が繰り広げられていて美しかったですね。
また、このロビーでは無線LANでインターネットが使用できるようです。
それから、ロビー奥には「ばーらうんじ」もあり、夜には素敵な空間が広がっていそうです。
そのそばには、2013年度5つ星の宿の認定証が飾られていました。
すごい!
人気温泉旅館ホテル250選とのことです。
奥のエレベーター横にはフロア案内があり、ロビーが4Fで客室が1Fなので、エレベーターで下がることになります。
通常のホテルはロビーが下の階なので、少し違和感があります。
風呂は1Fで、食事は5F、天文台は屋上とのことです。
風呂は、宿泊者専用の「竹林の湯」「双檜の湯」「渓流の湯」と同じく宿泊者専用の家族湯「なごみの湯」「杉の湯」があり、そのほか温泉手形の方も使える「湯滝の湯」「樹彩の湯」があります。
それから、灯小路の部屋に入りますが、そこの通路がまた幻想的でビックリ!
これはなかなかロマンチックです。
ワクワクしてしまいますね。
部屋は手前が和室で、奥がフローリングでベッドが2つあります。
5人で利用したので、後で和室に布団が3つ敷かれていました。
奥の障子を開けると、木のベランダがあり、椅子もあって、目の前の竹林が美しい!
川のせせらぎが聴こえます。
素晴らしい景色が広がっていましたね。
ゆっくりここで本を読みたくなります。
それから、戻って洗面所は有田焼を使っているとは、なかなか凝っていました。
蛇口も金色でお洒落だと思います。
かなりこだわりがありますね。
すぐに、案内係が来られて色々と説明してくれます。
また浴衣を体の大きさに合わせて用意してくれました。
子供用もあるのは嬉しいですね。
そして、さっそく風呂に行きます。
お風呂はもちろん温泉で、源泉温度は79.2℃、泉質はナトリウム一硫酸塩・塩化物温泉(低張弱アルカリ性高温泉)で、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・疾病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・動脈硬化症・きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病に効用があるようです。
宿泊者専用のお風呂は時間帯によって男女に分かれていて、この日は男性は「竹林の湯」が19:30までで、「双檜の湯」「渓流の湯」は掃除の時間が30分あって20:00からの利用でした。
女性は、19:30までが「双檜の湯」「渓流の湯」を利用でき、20:00からは「竹林の湯」が使えることとなります。
なので、さっそく「竹林の湯」に入りますが、竹林が幻想的でなかなか良いです!
露天ではなく室内の風呂で、湯の高さは浅めです。
まだ明るい時間でそれはそれで良かったのですが、夜の方がライトアップされてより幻想的だったようです。
夕食後に、「双檜の湯」「渓流の湯」を利用しましたが、「渓流の湯」が露天風呂で良かったですね!
ちょっとした滝が見え、せせらぎが聴こえて良かったです。
お湯も少し熱めで良かったです。
利用方法が分からず今回は使用しなかったのですが、空いていればいつでも家族湯の「なごみの湯」「杉の湯」が使えたとは残念でした。
「杉の湯」は興味がありましたね
翌朝は温泉手形の方も使える「湯滝の湯」「樹彩の湯」に入ってみました。
「湯滝の湯」には笑顔で首をかしげたお地蔵さんがあるのには驚きました^_^;)
「樹彩の湯」も露天風呂で良かったですね。
それから、何と屋上には天文台がありました!
エレベーターを降りたところも幻想的で、そこで撮影された写真や映像が流れていましたね。
この天文台は2013年12月にオープンしたばかりで、20時~23時まで利用できます。
口径30cmの大型反射望遠鏡だけでなく、口径15cmの太陽望遠鏡、惑星観測用望遠鏡、口径10cmの大型双眼鏡があり、充実していました。
天文台の中にはパソコンもあり、自動制御されるようです。
案内人はかなり気さくで、「今日は天気が悪く星が見えないので、望遠鏡を見てください!」と言っていました^_^;)
曇りから小雨模様となり断念しましたが、23時前には少し晴れたとのことでした。
残念!
晴れていれば、天の川なども綺麗に見えるようです。
それから、その隣には天空台があり、ソファがあって夕暮れや星空を楽しめ夜はロマンチックなようでしたね。
そのほか、この旅館には渓流の庭もあり、滝のせせらぎが見え、また青い空や木々の緑をゆっくり堪能できて良かったです。
それから、食事は5人利用だったので5Fの「和膳亭」で食事でした。
4人以下は基本的に部屋で食事となるようです。
この「和膳亭」もかなり綺麗で金色に光って雰囲気があり驚きました!
献立は、文月の膳で、毎月メニューが変わるようでした。
今回は+3000円でステーキのコースにしました。
+3000円でなければ代わりにしゃぶしゃぶ等のコースになるようです。
まずは梅酒で乾杯します。
そして、すでに並べられたサラダや前菜を頂きます。
特に、氷に入った明るいニジマスの刺身とその上の真っ白な豆腐や長いもが美しい!
この氷の器には驚きましたね!
氷の器を作る専用のマシーンがあるようです。
そして、熊本名物の馬刺しも美味しかったですね!
白い「たてがみ」の馬刺しは初めてで驚きました!
それから六品さらだはいろんな野菜が入っていて嬉しかったですね。
そして、ハモとじゅんさいなどの吸物が旨い!
この出汁は素晴らしかったです!
この味はさすがです!
そして、茶碗蒸しには度肝を抜かれました!
何とオレンジ色の中に赤い梅が入ったもので、赤い梅は日本の国旗をイメージしているとのことです。
この斬新さがとても嬉しかったですね。
それから、夏らしく三種のソーメン、そして最後にメインの牛ステーキは、霜降りで、かなり厚さがありました!
とても柔らかくて美味しかったです!
そして最後にデザートは、小国ジャージー牛乳を使用したクリームブリュレで、部屋食の場合は、バーナーーでブリュレを作るパフォーマンスがあるようです。
それから、朝食も同じ5Fの「和膳亭」で、生ハムや湯豆腐などバラエティに富み、とても美味しく、お腹一杯になりました。
黒川温泉「湯峡の響き 優彩」は、たくさんの温泉と、美味しい食事、天文台での天体観測などを楽しめ、とてもオススメです!
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