<土曜は株のおはなし>
IPO(新規株式公開)株を獲得する方法とコツは以下の通りとなります。
まず、IPO銘柄を手に入れるためには、ブックビルディングに申し込む必要があります。
ブックビルディングとは、上場する企業が公募増資を行う際に、公募価格を決める方法の1つで、幹事証券会社が公募価格などの仮条件価格を提示し、上限価格と下限価格の範囲内で投資家の希望価格を集め、公募価格を決めるというものです。
IPO銘柄に投資したい投資家は、幹事証券会社が行うブックビルディング期間内に購入の意志を表す申込みをしなければなりませんが、以下のコツがあります。
(1)仮条件価格の上限で申し込むこと(上限価格で決定されることがほとんどのため)
(2)申込み時にすぐに買い付け代金を入れなくてもいい証券会社を使ってこまめに申し込むこと(当選確率を上げるため)
(3)割当株数の多い主幹事証券会社で申し込むこと(当選確率を上げるため)
また、IPO申込時の銘柄選別としては、成長性と需給面、つまり公募・売出株数の少なさに注目する必要があります。業績の成長性が見込めそうな銘柄な方が、個人投資家の注目度が高まりやすく買い注文が殺到し、上場後初値が高い傾向にあるためです。
それから、既存の上場企業の中に類似企業のない、その業界で最初にIPOする初物企業にも注目した方がよいようです。業界で最初にIPOする企業は業界トップの場合が多く、またIPOによる資金調達で設備や人材採用をさらに強化し、同業他社に差をつけることができるからです。
<IPO申込み方法とスケジュール>
(1)ブックビルディング期間(ブックビルディング参加申込みを入力)
(2)公募価格決定日
(3)購入申込み期間(目論見書を確認後、購入価格、申込株数入力)
(4)抽選・結果通知
(5)上場日(上場後初値以降は他の銘柄同様自由に売買できる)
<今日の独り言>
2歳8ヶ月の息子は、お友だちとおもちゃの引っ張り合いとなり、泣きながら何とか死守しました。後で、おもちゃの引っ張り合いは大変だったねと話をすると、「ヨイショ!ヨイショ!」と可愛く再現してくれましたが、そんなに可愛くなく死闘だったぞ^_^;)
この記事へのコメントはありません。